地元の産直品やお土産、名物料理が楽しめる道の駅。全国各地でそれぞれの特色を備えた施設は、観光スポットとして人気を博しています。YouTubeチャンネル「LTブログ」が大人気のドイツ人YouTuber・レナさんは、ドイツから来日した両親を連れて、長野県にある道の駅を訪れました。たくさんの地場商品を手にし、おいしい食事も堪能。ドイツ人の両親は、長野県ならではの料理に夢中になったようです。

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ドイツにはない道の駅に感動　思わず目移り

　ドイツ・ミュンヘンで生まれ育ったレナさん。昨年10月にドイツから両親が来日し、2か月ほどの滞在中に、日本らしさが感じられるさまざまな場所へ案内しました。

　今回、レナさんたちが訪れたのは、長野県東御市にある道の駅・雷電くるみの里です。店内に入る前から、長野県名物のリンゴなど地元の産直品に目を留める一行。店内でも、さまざまな商品に目移りします。

　レナさんの夫・タカさんが、店内に生産者の人たちの写真が掲示されているのに気づき、「だから安心して買える」と説明。お母さんは「とてもいいね」と感心しました。

　レナさんの両親によると、ドイツに日本の道の駅のような施設はないそう。ただ、農家が小さな建物に野菜を並べて売っていることがあり、日本の無人販売所に近いものはあるようです。

　多数の農産物や地元の名産品が並ぶ店内に、両親は感動。お母さんは「とても素敵な食材が、たくさんあるよ」とうれしそうに言い、お父さんも地域限定のお菓子やリンゴジャムに興味津々です。

　食い入るように商品を物色する両親たちを前に、「これ全部見終わる前に日が暮れるんじゃない？」と、レナさんの夫・タカさんは心配します。そして、道の駅は「外国人受け抜群です」と、もっと外国人に向けたマーケティングをしたほうがいいと呼びかけました。

「パパもママも、すごく気に入ったんですね」

　リンゴやイチゴといったフルーツなど、たくさんの買い物をしたあとは、道の駅内の食事処へ向かいます。お母さんは野菜たっぷりのそばすいとん、お父さんは山菜そばをオーダーしました。

「だしと野菜がおいしいね。とくにキノコがおいしいよ」と、箸が進むお父さん。しばらくすると唐辛子を投入して、味の変化を楽しみます。お母さんも、そばすいとんが気に入ったようで「こんなにおいしいだしを作れるようになりたいよ」と、つゆを飲む手が止まりません。

　辛いものが好きで、日本の唐辛子が気に入ったお父さんは、再び売り場に戻って唐辛子を物色。購入して外に出てくるときには「いえーーい!!!!」と包みを掲げ、ハイテンションです。

　道の駅について、「素晴らしかったよ！」と声をそろえる両親。お父さんは「生産者の顔写真を見ながら直接購入できるのが良かったよ。通常であれば、週に一度のファーマーズマーケットでしか買えないよ。道の駅なら、いつでも見ることができるんだ」と感激します。

　食事についても「だしも麺も超おいしい！」「手作りなのも良かったわね」と、両親は改めて絶賛。お父さんは「買い物リストに、だしを追加するよ」と誓いました。

　日本ならではの道の駅を満喫する様子に、コメント欄には「道の駅ってワクワクしてつい買いすぎてしまいますよね」「目移りして、困っちゃいますね」「この道の駅のおそば本当においしいです！」「パパもママも、だしがすごく気に入ったんですね」などの声が寄せられています。

（Hint-Pot編集部）