健康・美

花粉症ケアを薬膳の知恵からアプローチ 巡りと潤いを

著者:村上 華子

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びわの葉茶やジャスミン茶を使った薬膳茶【写真:村上華子】
びわの葉茶やジャスミン茶を使った薬膳茶【写真:村上華子】

“目覚めの”春はびわの葉茶とジャスミン茶を使った薬膳茶で

 ようやくコートを手放せるかな、と思いきや、朝晩は肌寒い日もありますね。三寒四温という、目まぐるしいお天気が春の象徴でもありますが、みなさん元気にお過ごしですか?

 さて、春は自然界の陽気が高まることで、植物は芽吹きはじめます。人の体も同様に、自然界の動きに応じるように、新陳代謝が活発になり、冬に溜め込んでいたものを発散。これを中医学では「発陳(はっちん)」と呼びます。発陳の時期は、よくも悪くも、“目覚める”季節なので、持病がある方は顕在化しやすいことも。そして春の風物詩!? 花粉がつらい……、という人も多くいらっしゃいますね。私もそのうちの一人。薬膳の養生のおかげで年々改善はしていますが、風が強く吹き、花粉が舞う日には、鼻とノドの辺りにムズムズを感じます。

 そこで今回は、薬膳の知恵からアプローチする、花粉症のケアについてお伝えします。薬膳で考える花粉症の原因はいろいろあるのですが、その中のひとつは、気の巡りの滞りと、乾燥からくる肌バリアの低下。春の陽気があがってくる時、気の巡りが悪いと、頭部に熱がこもりやすく、のぼせやイライラを感じることがあります。そして、こもった熱によって体内が乾燥すると肌バリアを弱め、鼻水や肌荒れといった、花粉症の症状を引き起こしやすいと考えます。

 つまり、鼻や目、肺などの粘膜の潤いがバリアの役目になるんですね。これからご紹介する薬膳茶は、気を巡らせ、粘膜に潤いを作ってくれる、びわの葉茶やジャスミン茶を使った薬膳茶です。香りも良いので、とてもおいしいですよ。