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ライフスタイル

花粉症ケアを薬膳の知恵からアプローチ 巡りと潤いを

公開日:  /  更新日:

著者:村上 華子

ポットで茶葉が開くまで待つ【写真:村上華子】
ポットで茶葉が開くまで待つ【写真:村上華子】

保温性の水筒に入れて持ち歩いても 薬膳茶を毎日コツコツ続けよう

〇びわの葉とジャスミンの薬膳茶

【材料】(約500mlのティーポット分)
びわの葉の茶葉 小さじ2~3
ジャスミン茶葉 小さじ1
クコの実 小さじ1
湯 約500ml

【作り方】
1、ティーポットに茶葉とクコの実を入れて、熱湯を注いで蒸らす
2、茶葉が開いたら、カップなどに注いで飲む。水筒に入れて持ち運んでも良い

【薬膳の知恵 食材の働き】
びわの葉茶:肺を潤し、乾燥からくる咳に
ジャスミン茶:余分な熱を下げ、気の巡りを促す
クコの実:目と肺を潤す、老化防止に

 薬膳の効果を実感するためには、毎日コツコツと続けてもらうことがよいのかなと思います。私の薬膳の先生いわく「お年頃の女性(薬膳的お年頃は35歳以上です)は、2週間ほど続けてもらって体の変化を感じて欲しい」と言います。私は毎朝、その日の気分に合わせた季節の薬膳茶を作って、保温性の水筒に入れて持ち歩いています。

 これは余談ですが、以前はずっとペットボトルの水を持ち歩いていましたが、薬膳を始めてから毎朝自分でお茶を作るようになったので、ペットボトルのごみが減り、ゴミ出しが楽になったという小さな幸せも。ぜひみなさんも、お茶生活を楽しんでくださいね。

(村上 華子)

村上 華子(むらかみ・はなこ)

中医薬膳師、薬膳料理研究家、ヨガインストラクター。薬膳とヨガの教室【季結び庵】主宰。スーパーで手に入る身近な食材を使った季節の薬膳ごはんや、中医学とヨガの知恵を融合させたボディケアを研究中。自然と調和した心地よい毎日のために、日本の風土と個人の体質に合わせたライフスタイルを提案している。
インスタグラム:tokimusubian