赤ちゃんの手のひらに指を近づけたら、ぎゅっと握りしめられたという経験がある人は多いでしょう。これは把握反射といって、生まれつき備わった原子反射のひとつです。生命力を感じる動きに、とても愛おしい気持ちになる一方で、握られたものによってはとても痛い思いをしてしまうことも……。X（ツイッター）では、生後3か月の赤ちゃんに「できればはなして」と懇願するママの投稿が4.3万件もの“いいね”を集めています。投稿者のおみそ（@misoteya3938）さんに詳しいお話を伺いしました。

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「赤ちゃんって手は小さいけれど握力が謎に強いから…」

「できればはなして」

　そんなコメントを添えた写真には、布団に横たわる赤ちゃんが写っています。スタンプから覗く表情から察するに、どうやらご機嫌斜めの様子。

　赤ちゃんは、そんな気持ちをぶつけるかのように右手を伸ばし、ママの髪を掴んでギュッと引っ張っています。まだ小さな赤ちゃんの力ですが、髪の毛を握りしめている手は全力を出していて、ママはかなり痛そうです。

　思わず「放して！」と悲鳴を上げる声が聞こえそうな一枚に、4.3万件もの“いいね”が集まりました。リプライ（返信）には、「何がご不満だったのでしょう？　許して～！　って感じですね」「握力はそんなでもないけど、手が丸いので隙間なく握り込まれるんですよね……地獄じゃ……」「笑ってはいけないけれど、すごくパワーがあるんやね～」「赤ちゃんって手は小さいけれど握力が謎に強いから髪の毛を掴まれたら、なかなか取れないんですよね」など、共感の声が寄せられています。