話題
「ああいうの嫌なんだよね」 アメリカ人が日本のトイレで驚いた、意外な工夫とは
公開日: / 更新日:

日本の公共交通機関は、清潔さや便利さが世界でも高く評価されています。日本の魅力を世界に発信しているアメリカ人YouTuberのジェイソンさんは、初めて日本を訪れた義弟とともに、東海道新幹線に乗車しました。ブルースさんには、車内で日本ならではの細やかさを感じて驚いた場所があります。いったいどんなものを見つけたのでしょうか。
◇ ◇ ◇
「すごいなぁ!」 デッキへの自動ドアにも驚き
日本へ来るのは7度目のジェイソンさんは今回、義弟のブルースさんを迎えて旅をすることに。ブルースさんを姫路城へと案内するために、東海道新幹線に乗車しました。
車内から富士山を見ることを楽しみにしていたジェイソンさん一行。しかし、進行方向左手の席に座っていてこのままでは見られないため、デッキへ行ってみることにしました。自動ドアがスムーズに開くと、ブルースさんはその動作に思わず「すごいなぁ」と、日本の技術に触れて感嘆の声を漏らします。
新幹線の速さに圧倒されながらも、デッキでマップを開いて、富士山の横を通過するのを楽しみに待つブルースさん。ところが、残念なことに富士山を見ることはできませんでした。ブルースさんは気を取り直して、ジェイソンさんが見せたかったという多目的トイレを見学することにしました。
利用者を考えた工夫の数々に感動
自動開閉ボタンを押して中に足を踏み入れると、まずその広さに驚くブルースさん。そして、ベビーキープに目を奪われます。「うわぁ! これすごいね」と、子連れにも優しい配慮に感心しきりです。
なかでも、ボタンひとつで便座が上がったり下がったりする点に興味津々。「ほんとすごい。すごくいいね。ああいうの嫌なんだよね、便座を手で触らなきゃいけないのとかさ」と、衛生面での配慮に感動しました。
一通り見学したあと、ジェイソンさんが「どうだった?」と尋ねると、ブルースさんは笑顔で「手を洗ったあと、洗面台で水を流すんだよ」と、洗面台の横にも便器洗浄ボタンが備わっていることを得意げに伝えます。誰でも使いやすいよう工夫が詰まった、日本の新幹線のトイレにすっかり魅了されたようです。
新鮮な驚きを伝えるブルースさんの様子に、コメント欄では「いつも日本の文化や風習を大事に思ってくれていて 感謝です」「素直に感動してくれて、うれしいね」「日本の文化を大切にしてくれて楽しんでくれているのがうれしい」などの声が寄せられています。
(Hint-Pot編集部)