世界の旅行者を魅了してやまない日本。その背景には、古くから受け継がれてきた礼儀や思いやりの精神があります。しかし、ときに文化の違いに戸惑ってしまうことも。日本を訪れたメキシコ出身のふたりの女性は、日本の清潔さに驚きながらも、あるものがないことに気づきました。そして、日本の習慣に配慮し、気をつけていることがあるそうです。ふたりが心がけている日本のマナーとは何なのでしょうか。

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日本の習慣を受け入れ、旅を満喫

　メキシコ出身のホリンさんとシャーリーさんは、大学の卒業を記念して、日本旅行を満喫中です。チャンネルを運営するDaisukeさんの案内で、すき焼きを食べるため、都内の飲食店を訪れました。

　鍋の準備が整うまでの間、Daisukeさんから「日本で驚いたことはある？」と質問されたふたり。すると、シャーリーさんは開口一番、目を輝かせながらこう言いました。

「街がすごく清潔よね！　しかもゴミ箱がないのに！（笑）」

　驚きと感心が入り混じるシャーリーさんの言葉に、Daisukeさんも「捨てる場所がないよね」と共感します。すると、ホリンさんが「だからゴミを持ち歩いているの！」と明かしました。

　ふたりと同じように、ゴミ箱の少なさに困惑する外国人観光客は少なくありません。観光庁が2024年度に行った「訪日外国人旅行者の受入環境整備に関するアンケート」では、「旅行中に困ったこと」として最も多く挙げられたのが「ゴミ箱の少なさ」でした。

　日本では、外で出たゴミは持ち帰るのがマナーとされています。ふたりは、ゴミ箱がなくても街の美しさが保たれている光景に、メキシコとの文化の違いを実感。日本の習慣を受け入れ、清潔さを維持するよう気を配っていました。

　コメント欄には、「日本の旅、満喫できたかな」「楽しめたみたいで何よりでした」「日本が素敵な思い出になりますように」といった声が寄せられています。

（Hint-Pot編集部）