日本のすごいところはさまざま。とくに驚かれることのひとつが、治安の良さです。日本を訪れるのは2度目というアメリカ人女性は、滞在中に見た光景に驚いたといいます。そして、自身も「アメリカではまず無理」と思う行動に挑戦できたそう。いったい、どんな光景に驚いたのでしょうか。

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北海道から沖縄まで　飛行機を乗り継いでの日本旅行

　日本へ来るのは2回目だという、アメリカ・アリゾナ州在住のディミトリさん。今回が初訪日だというカルフォルニア在住のカーンさんとともにやってきました。16日間の滞在で、東京や北海道、沖縄の本島、宮古島などをめぐります。

　日本まで「長時間のフライトだったので、かなり腰はきつかった（笑）」と、ディミトリさんは移動疲れを隠せない様子。その一方で、カーンさんは「でも、日本に来て本当に良かったです！」と笑顔を見せます。そして、日本に到着した直後にふたりで交わした会話を振り返りました。

「羽田空港から東京へ向かうリムジンバスに乗っていて、最初に感じたことは『道がとてもきれい！』ということでした。ディミトリは冗談交じりに、『見て！　道がきれいすぎて、そのまま食べ物を置いて食べられそうだね！』と言っていました（笑）」

「ひとりで夜に地下鉄を使って買い物に出かけることができた」

　さらに、ふたりは滞在中に感じた日本の印象を教えてくれました。

「日本の雰囲気が大好きです。すべてがとても清潔で、全体的にすごく安全に感じました」

　ディミトリさんは、すっかり日本を気に入った様子です。そして、カーンさんもディミトリさんと同じように、治安の良さに感動しました。

「日本では昼間や夜遅くでも、多くの子どもたちがひとりで出歩いているのを見て驚きました」

　アメリカでは州によって違いますが、基本的に子どもひとりでの外出が禁止されています。一方、日本では児童がひとりで電車に乗る姿も珍しくありません。カーンさんはそのことにも驚いたといいます。

「私は普段、アメリカで公共交通機関を利用する勇気はありません。ディミトリが体調を崩してホテルで休んでいたとき、私はひとりで、夜に地下鉄を使って買い物に出かける勇気を持つことができました。アメリカではまず無理ですね」

　海外では地下鉄内だけでなく、駅周辺にも危険なエリアがたくさんあります。国によっては外務省から注意喚起がされている場合も。カーンさんは、日本の治安の良さを身をもって体験したようです。

　残りの滞在もゆったりとした気持ちで、存分に観光を楽しんでほしいですね。

（Hint-Pot編集部）