世界中から多くの観光客が訪れる日本。その魅力のひとつとして挙げられるのが、圧倒的な治安の良さです。外国人に日本食を体験してもらいながら、日本での思い出をインタビューするYouTubeチャンネル「日本食冒険記Tokyo Food Adventures」。出演したスペイン人は、チャンネル運営者のDaisukeさんの案内で寿司を堪能することに。“本場”の味を堪能しながら、日本で驚いたことを明かしました。いったい、どんなことだったのでしょうか。

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初めての日本で“本場”の寿司を堪能

　スペインからやってきた、アイナさん、アナウさん。ふたりはきょうだいで、叔父のジョルディさんとその息子さんとともに、初めての日本旅行を楽しんでいます。

　Daisukeさんの案内で、寿司を食べることになった4人。マグロの大トロ、炙りサーモン、ウニなど、“本場”の味に舌鼓を打ちながら談笑していると、日本とスペインの違いについての話題に移りました。

　日本に来てカルチャーショックを受けたことがあるかをDaisukeさんから聞かれると、「もちろん！　文化の違いはたくさん感じる」と笑うアイナさん。「スペイン人は話すとき大きな声でうるさくて（笑）。日本人は周りを気遣って静かに話すよね。本当にショックで、違いを感じた」と、スペインとの差に驚きを隠せない様子です。

　さらに、「日本は秩序が保たれていて効率的なのがすごい。たとえば日本の電車は時間通りに到着する！　スペインの電車は最悪！　2時間遅れることもあるから」と、電車を利用したときのことを振り返ります。

スペインと日本の乗車マナーの違い　「日本人は信じられないよね？（笑）」

　アナウさんとアイナさんは、バルセロナから車で1時間くらい離れた街で暮らしているそう。アナウさんによると、バルセロナの地下鉄は比較的時間に正確だというものの、乗客のマナーには問題があるといいます。

「電車に乗ってるスペイン人はマナーがないね。車内で酒を飲むなんて普通！　日本人は信じられないよね？（笑）」

　アイナさんにとっても、スペインでの電車利用には常に不安がつきまとうといいます。

「喧嘩もあるし電車が怖く感じる。窃盗も多いし気をつけないと」

　スペインでは感じたことがない治安の良さを日本で感じ、新鮮さを覚えたというふたり。アナウさんはDaisukeさんに「君がスペインに行ったら文化の違いに驚くと思うよ」と言いながら笑いました。

　日本の鉄道は世界中から称賛されており、時間の正確さと快適な運行に驚く訪日外国人は少なくありません。また、清潔で安全な車内環境や、乗客がマナーをしっかり守る文化に、アイナさんとアナウさんは心を打たれていました。日本人にとっては当たり前の日常が、ふたりにとっては驚きの体験だったようです。

　動画のコメント欄には、「日本旅行の良い思い出の一つになったみたいで観ていてうれしくなりました」「日本で最高の思い出を作ってほしいです」といった声が寄せられています。

（Hint-Pot編集部）