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「こんなに暑いのに、なんで?」「ウクライナだとあり得ない」 外国人が日本の夏に衝撃…疑問を抱いた日本人の暑さ対策とは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

ドイツから来た(左から)レアさんとパスカルさん【写真:Hint-Pot編集部】
ドイツから来た(左から)レアさんとパスカルさん【写真:Hint-Pot編集部】

 9月に入っても、まだまだ夏の暑さが続く日本。気温の上昇傾向は顕著で、40度を超える猛暑日も珍しくありません。また、湿度の高さも相まって、体感温度はさらに過酷なものとなっています。そんな日本独特の暑さは、海外からの観光客にとって想像以上の衝撃を与えることも。ドイツ人、イギリス人、ウクライナは、日本人の暑さ対策に関心を寄せていました。いったいどんなものに注目したのでしょうか。

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日焼け対策の文化的違いに驚き

○「こんなに暑いのに、なんで?」 ドイツ人が日本の街中で見かけるファッションに不思議顔 「すごく多い」と疑問に思ったこととは

 ドイツから初めて日本を訪れた、レアさんとパスカルさん。3週間の滞在予定で、東京のほか静岡の下田、富士吉田、京都、長野、仙台をめぐりました。

 パスカルさんには、日本に到着してからすぐに気になったことがあったそう。「こんなに暑いのに、なんでみんな厚着しているの? 長袖を着ている人、すごく多いよね?」と困惑の表情を浮かべました。

 日本では夏に限らず、一年を通して日焼け止めを使用している人が少なくありません。また、長袖やアームカバーに加え、日傘なども駆使して日焼け対策を行っている人も見かけます。一方、ヨーロッパでは、ドイツに限らず、日焼けした肌は健康的で好意的に受け取られる傾向があります。紫外線から肌を守るという日本の概念自体が、あまりないようです。

「自分はなるべく荷物を少なくしたいから、暑い国へ行くのにわざわざ服を持っていくことはしないな」と笑うパスカルさん。ふたりとも半袖のスタイルで、日本の日差しを楽しんでいました。

想像を超えた湿度の高さに困惑

イギリスから来た(左から)ハナさんとステイシーさん【写真:Hint-Pot編集部】
イギリスから来た(左から)ハナさんとステイシーさん【写真:Hint-Pot編集部】

○「イギリスでは見たことがない」 イギリス人が酷暑の日本で目撃 驚きつつも感心したアイテムとは

 イギリスから初めて日本を訪れた、ハナさんとステイシーさん。東京からスタートし、京都、大阪、奈良、広島・宮島、金沢、長野までを2週間かけてめぐりました。夏真っ盛りの日本を楽しんだふたりですが、厳しい暑さには参ってしまったようです。

 そんななか、ふたりが街を歩いていて感心したのは、日本人の暑さ対策です。ハナさんが興味を示したのは、今では男女問わず、多くの人が使用している日傘でした。「イギリスでは見たことがない」と、新鮮な光景に驚きを覚えたようです。

 また、ステイシーさんも、日本独自の暑さ対策グッズに興味津々。「暑いのもあって、奈良で扇子を買ったの」と、実際に購入したというアイテムを教えてくれました。知恵と工夫に満ちた、日本の暑さ対策に感心したようです。