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「全部夏の贈り物」 日本に染まったフランス人 「染まる前」と変わった過ごし方に驚きの声「日本人以上に夏を満喫している」
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夏の過ごし方や暑さを楽しむ方法は、国や文化によってさまざまです。日本に住むフランス人YouTuberのオレリアン・プダさんは、自身のYouTubeチャンネルで「日本に染まる前とあと」の夏の過ごし方を紹介。日仏の違いや、日本の夏を楽しむ驚きの姿が話題になっています。
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フランスではアペロやビーチを満喫
日本の文化や習慣に親しみ深いオレリアンさん。「日本に染まる前とあと」で自身に起きた変化を比較する動画が好評で、多くの人から愛されています。今回のテーマは「夏の定番」についてです。
「日本に染まる前」のオレリアンさんにとって、夏の定番は「アペロ」というフランスの習慣でした。アペロとは、軽くお酒やおつまみを楽しむ、夕食前のゆったりとした時間のこと。オレリアンさんも、氷で冷やしたカクテルを手に、お菓子をつまみながら、優雅なひと時を過ごしています。
そして、もうひとつの定番がビーチへ出かけること。「水着を準備して行こう!」と思い立つと、場面は暑そうなビーチに移ります。お酒を飲みながら海水浴も楽しむという、日本人では控えるよう注意喚起されることが多い過ごし方ですが、全力で夏を満喫することに重きを置いているようです。
日本では夏の風情を感じる過ごし方に変化
一方、「日本に染まったあと」のオレリアンさんの夏は、まったく違った趣に。虫の声や風鈴の音を「夏のBGM」として、ハンディファンを片手に、涼を取りながら楽しんでいます。そして、冷えた缶ビールをひとくちあおると、うっとりとした表情を浮かべました。
極めつけは「入道雲で天気がわかる」ようになったこと。空を眺めたオレリアンさんは「あ、入道雲だ……。もうすぐ夕立かな。洗濯物取り込むか」と、流暢な日本語でポツリとつぶやきます。「汗もセミの声も、全部夏の贈り物」というテロップが示すように、風流な日本の夏が、すっかり体に染みついているようです。
「染まる前」の過ごし方も楽しそうですが、オレリアンさんの定番の変化は、多くの日本人が当たり前だと思っている日本の夏の美しさを、改めて気づかせてくれます。
動画のコメント欄には「『あ、入道雲だ』は詩人なのよ」「日本を大事にしてくれて感謝してます」「もう日本人以上に日本の夏を満喫している」など、オレリアンさんのなじみ具合に驚き、称賛する声が寄せられています。
(Hint-Pot編集部)