“本場”の日本食の奥深さや、職人の技に感動する外国人が後を絶ちません。外国人に日本食を体験してもらいながら、日本での思い出をインタビューするYouTubeチャンネル「日本食冒険記Tokyo Food Adventures」。運営者のDaisukeさんと出会ったコソボ共和国出身の新婚カップルは、想像をはるかに超える、ある日本料理の味わいに感動していました。いったい、どのような料理だったのでしょうか。

　◇　◇　◇

新婚旅行で選んだ日本は「異世界」だった

　新婚旅行のために日本を訪れた、コソボ出身のアンゾさんとアルベさん。到着から1週間ほど経つそうですが、あまりの文化の違いに「異世界に迷い込んだ気分よ」と、アンゾさんは笑いました。

　お好み焼きやラーメン、寿司など、さまざまな日本食に挑戦したというふたり。アンゾさんは「これまで食べた日本食はすべておいしかったわ」と絶賛します。

　そこでDaisukeさんが「ウナギって知ってる？」と質問すると、「聞いたことある！　細長い魚だよね？」とアルベさん。食べたことがあるか聞くと、「ウナギって食べられるの？（笑）」と半信半疑の表情を浮かべます。Daisukeさんが「もちろん！（笑）」と答えると、「すごいね！　信じられない！」と思わず声を出して笑ってしまいました。

香りに興奮　「信じられないほど食欲をそそる」

　Daisukeさんは興味津々のふたりを、創業150年以上の老舗ウナギ店へ案内することに。

　刺身や天ぷらなどを楽しんだふたり。いよいよメインディッシュのうな重が登場します。フタを開けると、ふたりともまず、香りに驚きました。アルベさんは「信じられないほど食欲をそそる匂いだね」と、興奮を隠せない様子です。

　お吸い物を味わったあと、うな重を実食したアルベさんは、おいしさに驚愕します。「ウナギってこんなにうまいのか！」と驚きの声を上げました。さらに、食べ進めながら「想像していなかったよ！　これはすごい！」と絶賛が止まりません。

　アンゾさんもひとくち食べると、あまりのおいしさに笑いがこぼれます。そして、「本当に幸せ！　おいし～」と噛み締めました。「どうしよう、箸が止まらない」というほど気に入った様子のアルベさん。アンゾさんも「もう完璧すぎて言葉が出ないわ」と、老舗の味に心を完全に奪われてしまいました。

　残り少なくなってくると、アルベさんは「もう終わりか……。悲しいけど味わって食べるね」と悲しそうな表情を浮かべます。さらに、「また食べたいけど地元では食べられないね」と残念がっていました。

　Daisukeさんと出会わなければ、ウナギを食べることもなかったと、心から感謝していたふたり。動画のコメント欄には「新婚旅行で､日本を選んでくれてうれしい限りです」「ふたりとも箸の使い方がうまい！　日本人みたい！」「食べた瞬間ヤバって言う気持ちがすごくよくわかる」など、温かい声が寄せられています。

（Hint-Pot編集部）