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アメリカ人が日本で運転中に気づいたこと 「とてもありがたい存在」や「日本でしか見たことない」がないものとは
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日本で車を運転すると、外国人は驚きの連続です。左側通行の交通ルール、整備された道路インフラ、互いを思いやる運転マナーは、日本ならではの特徴といえるでしょう。全国各地を旅するため、日本での運転経験があるアメリカ人YouTuberのジェイソンさん。その体験を通して感動した、3つのエピソードをご紹介します。
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細い道でも安全を守る心遣いに驚嘆
○アメリカ人が日本で運転中に気づいたこと どこへ行ってもあるのに「とてもありがたい存在」とは
これまでに7度の訪日経験があるジェイソンさん。日本各地を車で移動するなかで、とくに印象に残ったものがありました。それは、カーブミラーです。
「とても親切で、安全のためによくできていると思いました。全国のいろんな地域でこのミラーを見かけて、本当に驚きました。どこに行っても設置されていて、日本では安全をすごく大事にしているのがよくわかります」と振り返ります。確かに、住宅街の細い道から山間部の峠道まで、日本では至るところでカーブミラーを目にします。
実際に運転してみて「ミラーがあることで、遠くから来る車もよく見えるんです」と、その必要性を実感。妻のリネルさんも「とてもありがたい存在です」とうなずき、感激した様子でした。
立体駐車場のシステムに仰天
○「日本でしか見たことない」 アメリカ人が車を利用時に「画期的な省スペース策」と驚いた場所とは
都市部で車を利用した際、ジェイソンさんが「僕はこれ、日本でしか見たことない。信じられない」と興奮したのは、立体駐車場でした。
車が上昇していく様子を見て「え、車どこ行くの?」と、最初は焦ったというジェイソンさん。しかし、そのシステムを理解すると「すごい仕組みになっていて、画期的な省スペース策だ」と絶賛しました。
また、利用の際には係員が丁寧に対応してくれたそう。日本で受けるサービスの、質の高さにも感激したといいます。限られた土地を有効活用する日本ならではの工夫が、ジェイソンさんの目には革新的なシステムとして映ったようです。
左側通行への不安が感動に変わった瞬間

○アメリカ人「実は少し不安でした」 日本で驚いた安全性 「みなさんとても丁寧」と感じた体験とは
最初は「日本で運転するのは、実は少し不安でした。左側通行に慣れていないし、外国ということもあって緊張しました」と語っていたジェイソンさん。しかし、実際に走ってみると印象が一変します。
「日本の道路はとても整備されていて驚きました」と、走りやすさに感動。さらに「どこも安全で、ドライバーのみなさんもとても丁寧。交通ルールを守っていれば、不安を感じることはありませんでした。全体的に素晴らしい体験でした」と、快適な旅になったことを振り返っています。
実際、日本の交通死亡率は人口10万人あたり約2.6人で、OECD(経済協力開発機構)加盟国中4位の低さ。アメリカの約12.7人と比較すると、その安全性の高さは歴然です。日本で安全性が保たれているのは、見知らぬ人同士が思いやりの心を持って、ルールやマナーを守っているからなのかもしれませんね。
(Hint-Pot編集部)