カルチャー
「食べたことのない食感」 オーストリア人が日本で初めて食べて衝撃 「新しい体験」になった食材とは
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伝統的な食文化が息づく日本。その土地ならではの食材や調理法は、多くの訪日外国人に新鮮な驚きをもたらしています。オーストリアから初めて日本を訪れた大学生2人も、滞在中に初めて出合った食材が印象に残っているそうです。いったい、どんなものを食べたのでしょうか。
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母親がきっかけで3週間の旅へ
オーストリアのウィーンから初めて日本にやってきた、マックスさんとヤコブさん。マックスさんは、母親が仕事で頻繁に日本を訪れており、話を聞くなかで日本に興味を持ったそう。そしてこのたび、ヤコブさんと一緒に3週間の日本旅行を計画しました。
ふたりとも今回が初訪日。大阪や京都、神戸、伊豆、そして東京と、限られた期間でさまざまな場所をめぐれるよう、充実した旅程を組みました。それぞれの土地で、異なる文化や風景を楽しんでいます。
「高かったけど、神戸牛も最高だった」
そんなふたりにとってはずせないのが、日本の食文化でした。滞在中にさまざまな日本食を堪能したようです。
「うどん、ラーメン、寿司。もちろんウィーンでも食べられるけど全然違うし、どれもおいしかった。高かったけど、神戸牛も絶品だった」
日本食は海外でも広く親しまれていますが、マックスさんにとって“本場”で味わう料理は、格別だったようです。一方、ヤコブさんがとくに印象深いのは、伊豆での食体験でした。
「伊豆では伝統的な旅館に泊まったんだけど、貝類とか、クラゲみたいなキノコとかも出てきたよ。食べたことのない食感だったけど、新しい体験ですごく良かったよね」
ヤコブさんが「クラゲみたいなキノコ」と表現したのは、キクラゲでした。中華料理でよく使われますが、和食でも広く活用されていて、コリコリとした独特の食感が特徴です。今まで出合ったことがない食材に、ヤコブさんは新鮮な驚きを感じていました。
ふたりの旅はまだまだ続きます。たくさんの文化体験ができるといいですね。
(Hint-Pot編集部)
