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イタリア人が「ダメだった」日本食 初来日で「楽しみ」にしていながら「食感が口に合わない」と感じた食べ物とは
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日本の多彩な食文化は、世界中から訪れる観光客を魅了しています。しかし、すべての日本食が、訪日外国人の口に合うわけではないようです。イタリアから初めて日本にやってきた女性は、食事を楽しみにしていたものの、ある料理だけは「ダメだった」といいます。いったい、どんな料理だったのでしょうか。
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ミラノから初訪日 日本各地の歴史や文化に感動
イタリア・ミラノから、初めて日本を訪れたアレクサンドラさん。2週間の滞在で大阪、京都、金沢、高山、東京と、日本各地をめぐりました。
「イタリアとは何もかもが違うので、来てみたかったんです。長い歴史があって、独自の文化があります」と、日本への憧れを語ります。実際に訪れて、期待を裏切ることはなかったようです。
「訪れた街それぞれが、ひとつとして同じ印象ではない。特色が違って、同じような街並みがありませんでした。素晴らしかったです」
アレクサンドラさんは大都市から歴史ある古都、山間の町まで、変化に富んだ日本の風景に魅了された様子でした。
「調理法が私に合わなかったんだと思います…」
今回の旅で、アレクサンドラさんが楽しみにしていたもののひとつが、日本食だといいます。
「食事も楽しみだったので、多く試しました。一番は和牛です」
“美食の国”と呼ばれるイタリアから来た彼女も、日本の和牛の味わいに感動したようです。しかし、すべての日本食が口に合ったわけではなかったといいます。アレクサンドラさんが唯一「ダメだった」と感じたのは、日本でも人気の鍋料理でした。
「ダメだったのは、しゃぶしゃぶです。調理法が私に合わなかったんだと思います……」
薄切りにした牛肉や豚肉を、熱湯にくぐらせて食べるしゃぶしゃぶ。日本人にとってはなじみ深い料理ですが、アレクサンドラさんは違和感があったようです。
「肉の食感が口に合わないと感じてしまって」
和牛そのものは気に入ったアレクサンドラさんですが、しゃぶしゃぶの調理法による食感の変化は、好みではなかったようです。
しゃぶしゃぶは「ダメだった」と感じたようですが、残りの滞在でもさまざまな日本食に挑戦して、お気に入りの食事を見つけてほしいですね。
(Hint-Pot編集部)
