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「本当にやめてほしい」 ホテルスタッフが警告 宿泊者が守るべき基本マナーとは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

ホテルでの宿泊時にはマナーに気をつけたい(写真はイメージ)【写真:PIXTA】
ホテルでの宿泊時にはマナーに気をつけたい(写真はイメージ)【写真:PIXTA】

 ホテルでは、宿泊者が快適に過ごすためのさまざまな設備やサービスが用意されています。しかし、宿泊者の何気ない行動がほかの利用者やホテル側に迷惑をかけてしまうこともあるようです。大阪府大阪市のホテルBスイーツは、公式TikTokアカウント(b_suites.official)で、「ホテルスタッフが思う実はやってほしくないこと3選」を紹介。宿泊者が「うっかりやってしまう」行動とは、どんなことなのでしょうか。

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利用者からの切実なコメントも

 多くの人が利用するホテルでは、一人ひとりのマナーが快適な滞在を左右します。ところが、悪気はなくても、宿泊者の行動が次のお客様へのサービス提供に支障をきたしてしまうこともあるようです。

 同ホテルは、ホテルスタッフが宿泊者に「実はやってほしくない」行動を3つ紹介しています。

1. 「コインランドリーに洗濯物を放置したままにする」
 ホテル内のコインランドリーは、多くの宿泊者が共用する設備です。洗濯が終わっても洗濯物を取り出さずに放置してしまうと、次に使いたい人が利用できなくなってしまいます。同ホテルは「次に使う人への思いやりを心がけましょう」と呼びかけています。

2. 「宿泊予約をするだけして未精算のまま当日泊まりにこない」
 ホテル側は予約された部屋を確保しているため、ほかの宿泊希望者がいても部屋を提供できません。同ホテルは「宿泊しない場合はキャンセル手続きを行っていただけますと幸いです」と案内しています。

3. 「トイレの換気扇を回しながらタバコを吸う」
 禁煙ルームにもかかわらず、「換気扇を回せば大丈夫」と考えて喫煙してしまう宿泊者もいるそうです。しかし、当然ながら換気扇では臭いを完全に防ぐことはできません。ホテル側は、「匂いも残りますし、次にお泊まりになるお客様にお部屋を提供できません。おタバコは喫煙所をご利用ください」と説明しています。

 投稿のコメント欄には、「タバコは本当にやめてほしいです。とくに紙タバコは臭いが取れません。数本なら大丈夫って思われがちですが、一本でも臭いは残ります」という、利用者の切実な声が寄せられています。一方で「コインランドリーはうっかりやってしまうことあります」と、無意識のうちにやってしまった経験を明かす声も。

 ホテルは多くの人が共用する空間です。自分だけでなく、次に利用する人やホテルスタッフへの配慮を忘れず、誰もが気持ちよく過ごせる環境づくりを心がけたいですね。

(Hint-Pot編集部)