ホテルに宿泊した際、「これって持ち帰っていいのかな？」と悩んだことはありませんか？　問題ないと思っていても、実は重大なNG行為というケースもあるようです。大阪府大阪市のホテルBスイーツは、公式TikTokアカウント（b_suites.official）で「ホテルでこれっていいの？　ダメ？」と題した動画を公開。ホテルでしていいこととダメなことについて、4つの例を紹介し、宿泊マナーへの注意を呼びかけています。

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あくまで宿泊中に使用するための備品

　旅行の疲れを癒やし、快適に過ごせるよう、照明や寝具、アメニティに至るまで細やかな工夫を凝らしているホテル。しかし近年、その充実ぶりが裏目に出るような形で、さまざまな備品の持ち帰りが問題視されるようになっています。

　動画では、まず「備え付けのシャンプーを詰め替えて持って帰る」という行為が取り上げられました。これに対して、ホテルスタッフは「ダメー！」と回答。「欲しくなるのはわかりますが、ご遠慮ください」と説明しています。

　備え付けのシャンプーやコンディショナーは、あくまで宿泊中に使用するための備品です。ボトル式のものを詰め替えて持ち帰ることは想定されていません。なお、個包装のアメニティに限って持ち帰りOKにしているホテルは多いものの、基本的に備品の持ち帰りは禁止されています。

　投稿のコメント欄には、「高級シャンプーならまだしも、しないもの持って帰って本当に驚いた。そこまでして節約したいかなって感じ」「シャンプー類がほぼ空になったことあったなぁ。ボトルごとなかったこともあったw」「シャンプーの中身持って帰ってるやつもいるのか」などの声が寄せられています。

　ホテルの備品は、次の宿泊者も快適に利用できるよう配慮されて置かれているものです。「これくらいなら大丈夫」という自己判断で持ち帰ることなく、適切な利用を心がけたいですね。

（Hint-Pot編集部）