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1枚の紙でストレスフリーに 親も子も散らかった頭を整理する方法

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

教えてくれた人:鈴木 美香

鈴木さんおすすめのカラーペン。道具から入ることも大切【写真:Hint-Pot編集部】
鈴木さんおすすめのカラーペン。道具から入ることも大切【写真:Hint-Pot編集部】

読書メモでトレーニングが近道!

 では、子供たちとの生活に取り入れる前に、「マインドマップ」を自分自身が習得するには、どんな方法で練習するのがいいのでしょうか。鈴木さんにおすすめの練習法をお聞きしました。それは、読書メモを「マインドマップ」で作成すること。本はタイトルや見出しが決まっているため、描き始めやすいのだそうです。

「見出しを枝にして、自分の気になるフレーズをどんどんと繋げていきます。書籍に限らず雑誌などでも構いません。映画好きなら、映画のパンフレットを使うなど、自分が好きな分野のもので挑戦してみてください。書きやすいことから書いていく練習をすれば、だんだんと慣れていくと思います」

 それでも難しいと感じてしまう方も多いはず。キレイに描きこみたい、びっしりと埋めたい、絵が下手だから描けない、曲線がうまく描けないなど、いろいろな葛藤が初めはあるといいます。けれども、最初は無理に完成させようとしなくてもいいのだそう。何度か続けていくことで、徐々に自分のなかでのスタイルが決まってくるのだといいます。

「公式のメソッドに従うことが、『マインドマップ』の効力を最大限に引き出す方法ですが、自分の使いやすい道具を揃えて、ひとまず描いてみるということから始めてみてください。自分なりの描きやすい方法を見つけていくことで、段々と自分の一部のようになっていきます」

 新しい生活が始まる春。日々、さまざまな役割を担っている人こそ、「マインドマップ」を始めてみていかがでしょうか?

(Hint-Pot編集部)