清潔で秩序が保たれた街や、公共交通機関の正確さなど、日本人にとっては当たり前の光景に驚く外国人は少なくありません。街中に広がる細やかな配慮に気づき、心を深く打つこともあるようです。日本をこよなく愛する、アメリカ人YouTuberのジェイソンさん。弟夫婦とともに東京散策を満喫するなか、店先であるものを見つけて感心していました。いったい、どんなものに魅了されたのでしょうか。

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街中に静かに佇む明治神宮に感動

　今回が8回目の訪日となるジェイソンさんは、初来日の弟・スペンサーさんと妻のアレックスさんを連れて、東京観光へ繰り出しました。向かったのは、都心にありながら静寂に包まれた明治神宮です。

　鳥居をくぐり、木々に囲まれた参道を歩くスペンサーさん。賑やかな街のすぐそばにある静かな空間に心を掴まれたようでした。目を輝かせながら、「まるで別世界」と感想を口にします。

「街の雰囲気もすごく好きだけれど、あの落ち着いた空気は特別」とすっかり魅了された様子。都会の喧騒から一歩入るだけで、まったく異なる世界が広がるという独特な空間づくりに、深い感銘を受けたようです。

原宿で見つけた「わかりやすい」工夫

　明治神宮をあとにした一行は、原宿の街を散策することに。若者文化の発信地として知られる原宿の活気ある雰囲気を楽しみながら、クレープ店に立ち寄りました。

　ショーケースに並ぶ色とりどりのクレープの見本を目にしたスペンサーさんは、「すごいよね」と驚きの声を上げます。すると、ジェイソンさんが「ここだけではなくて、日本のあちこちにあるんだよ。食品サンプルを作る会社があって、本当にリアルに作るんだよ」と説明しました。

「麺が浮いているやつとか、ラーメン屋さんにもあったでしょ」とアレックスさんが指摘すると、スペンサーさんは「そうだね、とてもわかりやすいよね！」と関心を寄せました。

「少なくともアメリカだと、いつもサイズとか見た目とかいろいろ聞かないとわからなくて、お店の人がこれくらいかなって言うだけなんだよね。実際どんなものかよくわからないことが多いんだよ。こっちのほうがずっと良いね」

　細部まで精巧に再現された食品サンプルは、日本を代表する文化のひとつとして、海外からも注目を集めています。注文する前に、料理の内容を視覚的にわかりやすく伝える工夫に、スペンサーさんも感激した様子でした。

　動画のコメント欄には「リアクションがとっても素敵だなぁ」「日本は素晴らしいし、日本人で良かったなといつも思います」「楽しめて良かった」などの声が寄せられています。

（Hint-Pot編集部）