インタビュー

“肝っ玉母ちゃん”東尾理子が考える子育て 「ダメ」と叱らない理由

著者:Hint-Pot編集部・井上 千春

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今年4月に長男が小学校へ。3人の子育てについて語る東尾理子さん【写真:HInt-Pot編集部】
今年4月に長男が小学校へ。3人の子育てについて語る東尾理子さん【写真:HInt-Pot編集部】

 3人の子育てに奮闘するプロゴルファーでタレントの東尾理子さん。体外受精で3人の子を授かり、2012年11月に長男の理汰郎くん、16年3月に長女のあおばちゃん、そして18年4月には42歳で次女のつむぎちゃんが誕生、5人家族を仕切るお母さんになりました。この春、理汰郎くんは小学校入学、夫で俳優の石田純一さんとは結婚10年を迎え、ますます輝きを放つ理子さんの独占インタビューをお届けします。1回目は子育てについて、2回目は父・修さんの教えと自らの子ども時代、 3回目は夫・石田さんや描く家族像のこと、そして最終回は今後の“野望”について、語っていただきました。

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3人の子育てに奮闘 否定するより肯定的な言葉へ言い換えてみる

 1回目は“肝っ玉母ちゃん”級の大らかな子育てについてです。

――今年4月、長男・理汰郎くんが小学校入学ですね。3人の子育て生活。育児で心がけていることはありますか?
「早いもので、上の子が小学生になりました。あっという間な感じがしますが、子育てに終わりはなく、まだまだです。ゴルフも修行だと思っていましたが、子育ても修行ですね。毎日、予測不能なことが起きるし、試行錯誤の日々です。いつもどこかでだれかが泣いているという……。そんな状況ですが、特に心がけているのは、叱ったり、ネガティブな言葉を使ったりせず、ポジティブに穏やかに余裕を持つこと。実践するのはなかなか難しいのですけどね」

――ネガティブな言葉を使わない、というのは?
「たとえば『しないで』とか『しちゃダメ』いう言葉。そういわれると、子どもってかえってしたくなると思うんですよ。大人もそうです。ダイエットしていて『甘いものを食べちゃダメ』って言葉にすると、すごく食べたくなりませんか? 否定するよりも、ほかのやることを肯定的に言ってみる。『甘いものを食べちゃダメ』よりも『運動をする』とか『ジムに通う』とか。すると、行動が見えてくるので、甘いものを食べるということ自体にあまり執着しなくなりませんか?」

――確かに『ダメ』と言うと食べたくなりますね。そうすると、騒ぐ子どもについ『騒いじゃダメ!』と言いがちですが、理子さんはどう接しますか? ほかの行動を提案しますか?
「『騒いじゃダメ』は、とっさに口から出そうになる言葉ですよね。たとえば、子どもが大声で騒いでいて静かにさせたい時に『騒いじゃダメ!』というより、わざと小さな声で『もっと優しくしようね』とか。特に子どもは大人から一方的に『ダメ』と制止されると、さらにもっとやりたくなるように思います。だから、できるだけポジティブに言い換えます」