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「赤ちゃん大丈夫かな?」 満席の『映画ちいかわ』で大泣き5分、周囲ざわつく…赤ちゃん連れ鑑賞に賛否
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興行収入67億円を超える大ヒットとなっている『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』(7月24日公開)。劇場には多くの子どもたちも詰めかけています。そんななか、上映中に赤ちゃんが大泣きしていたことを心配するSNS投稿が話題に。投稿者は「赤ちゃんをあやすことを優先した方が良かった気がする」と振り返り、赤ちゃん連れでの映画鑑賞を巡ってさまざまな意見が飛び交っています。当時、劇場では何が起きていたのでしょうか。投稿者に詳しく話を聞きました。
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満席に近い劇場で響いた泣き声 子どもからも心配する声
「ちいかわ鑑賞中に赤ちゃんが大泣きしてたけど、頑なに劇場から出ようとしなかった見知らぬお母さんへ。あの場は一旦通路に出るか劇場を出て赤ちゃんをあやすことを優先した方が良かった気がする、、。劇場内に響き渡る泣き声。赤ちゃんが可哀想だったよ、、」
9日、こうXに投稿したのは「Dai@」(@3559dai)さんです。普段はディズニー関連のイラストやデザイン、粘土造形などを制作しており、多いときには週6回ほど劇場へ足を運ぶ大の映画好きです。『映画ちいかわ』は今回が5回目の鑑賞だったといいます。
投稿者は続けて、「ちいかわ観たい気持ちはすごく分かるけど、赤ちゃん最優先に考えた方が良かったと思うな。あの爆音は赤ちゃんもびっくりするよね。まわりの方も心配してたよ、、」ともつづりました。
この投稿に対して、SNS上では「赤ちゃんを大きな音がする映画館やコンサート会場に連れて行くのはなぁ……」「子どものファンも多いから泣くのは理解できるが、赤ちゃん連れはどうなのか」といった驚きや戸惑いの声が。一方で、「お母さんはどうしても見たかったんだろうけど、赤ちゃんを預けられなかったなら気の毒でもある」など、母親の事情を思いやるコメントも上がりました。さまざまな意見が飛び交い、マナー論争に発展しています。
投稿者によると、この日は入場者特典「ボンボンドロップシール」の配布初日で、朝から座席はほぼ満席でした。上映開始から約30分後、赤ちゃんの泣き声が聞こえてきたといいます。
投稿者は妹、めいと3人で後方中央の席に座っていました。周囲は次第にざわつき始め、後方からは赤ちゃんを心配する声や、泣き声を気にする子どもの声も。前のめりになり、赤ちゃんがいる方向を見る人もいたそうです。
母親とみられる女性は、出口に近い端の席で赤ちゃんと2人で鑑賞しており、他に一緒に来ている人はいなかったようです。しばらくすると立ち上がり、映画を見ながら赤ちゃんをあやしていたといいます。泣き声は4~5分ほど続いたといい、めいも小声で「赤ちゃん大丈夫かな? 音が大きいから泣いちゃうよね」と心配していたそうです。
「見るなとは言っていません」赤ちゃんと楽しめる上映も
投稿者は、赤ちゃん連れで映画を楽しむこと自体を否定しているわけではありません。
「見るなとは言っていません。めちゃくちゃ見てほしい。ベイビークラブシアターやデビューdeシネマは照明は明るめで音量も小さめです。お近くの劇場にあればそちらをオススメします」
TOHOシネマズでは、赤ちゃんが泣いたり、おしゃべりしたりしても「お互いさま」として楽しめる「ベイビークラブシアター」を実施しています。一部劇場では『映画ちいかわ』も8月の対象作品に含まれています。ユナイテッド・シネマでも、小さな子どもの映画館デビューを想定し、通常より音量や場内照明などを優しい設定にした「デビューdeシネマ」「抱っこdeシネマ」が行われています。
投稿者は「これは迷惑だったというお話ではありません。育児中でお母さんも大変だと思います。娯楽を楽しむなとは言いませんし、思ってもいません」と強調した上で、「子どもが泣いた場合はロビーへ退出するなどのガイドラインを明確化した方がいいと思います。事前に対策を講じることで、親御さん側も『泣いたら外に出るのがルールだ』とあらかじめ心の準備ができますし、現場でのトラブルを防ぐ抑止力になるはずです」と語りました。
さらに投稿者は、チケット購入時のマナー周知や、赤ちゃん連れの観客が安全に外に出やすいよう通路側の席を優先的に割り当てる、スタッフが「一度ロビーであやしませんか?」といったメッセージカードを提示するなどの改善策が必要ではないかと訴えています。
最後に、投稿者は赤ちゃん連れでの映画鑑賞について「赤ちゃんと周りへの配慮を忘れないようにしていただけたらと思います」としつつ、「みんなが楽しい映画ライフを送れる環境を整えていけたらいいですね」と語りました。
(佐藤 勇馬)
