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出費がかさむGW 冬物衣類はクリーニング屋いらずの洗濯術で節約を
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教えてくれた人:大貫 和泉(アクロン)
絶対に虫食いで穴をあけたくない大切な一着には、アイロンと圧縮袋でもうひと手間
もちろん、収納する際には防虫剤は必須です。せっかくキレイに洗って収納してても、ウール、カシミア、シルクなどは「動物繊維」なので、害虫の栄養源になってしまうからです。冬物をクローゼットやケースに収納する時は、必ず防虫剤を使いましょう。
ちなみに、クリーニングから戻ってきた衣類についているビニールカバーは、つけたままにしておくと通気性が悪くなり、カビなどの原因になります。ビニールカバーは外して、衣類を陰干しし、水分や溶剤を十分に飛ばしてから収納するのが良いそうです。
大貫さんは「本当に大切な1枚にはもうひと手間加えることで、虫食いの予防につながります。アイロンをかけてから圧縮袋に入れてしまうと良いですよ」とアドバイス。「衣類全体にアイロンをかけることで、害虫の卵や幼虫が残っていた場合でも、アイロンの熱で死んでしまいます。この方法は、洗えない衣類にも使用できます。さらに、衣類1枚の大きさに合わせた圧縮袋に入れ空気を抜き、しっかり封をしましょう。アイロンをかけ衣類用圧縮袋に入れることで害虫進入のリスクを低下させます」と話します。
せっかくの大型連休。天気が良い日には、平成の“汚れ”をお洗濯で落として、大切な冬物衣類を片付けてすっきり令和を迎えるのも良いですね。
(Hint-Pot編集部)