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あなたはライス派? ナン派? 日本で市場拡大のナン、独自進化の裏側

著者:Hint-Pot編集部

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カレーだけじゃなく、日本独自に“進化”しているナン【写真:Hint-Pot編集部】
カレーだけじゃなく、日本独自に“進化”しているナン【写真:Hint-Pot編集部】

日本独自の進化を遂げているナン、市場規模も拡大中

 日本の国民食とも言えるカレー。もともとはインドを発祥とし、イギリスへ渡り、そして明治時代に日本にやってきたと言われています。家庭ごとに、それぞれ具材が違ったり味のこだわりがあったりなどして、カレーライスとして独自に進化を遂げてきましたよね。

 近年、カレーのお供と言えばライスではなく、ナンを愛する日本人が増加中。最近では、世界の食文化を体験する食育の観点からも、給食にカレーとナンを合わせて提供する学校もあり、子供のころからナンに親しむような環境になっているんですよね。今年は、業界関連の団体、企業、店舗を中心に「カレーはナン派VSライス派プロジェクト」が立ち上がり、カレーには、ナンかライスかの“国民投票”も行われ、ナン派が勝利するほどナンを愛する日本人が増えています。

 そもそも、ナンっていつごろから日本に普及したのでしょう? そのヒントは、日本人が開発したタンドール(ナンを焼く窯)にあるそうです。

 今からちょうど50年前の1968年、東京・千代田区にある有限会社・神田川石材商工の二代目社長がパンやそばの釜製造で苦戦していた当時、北インド料理店を経営するインド人シェフにタンドールを見せてもらったのがきっかけ。研究して日本製のタンドールを製造し販売を始めました。品質が高く、修理対応も良いことから、同社のタンドールは日本で出店するインド人に広まっていき、今では都内のインド料理店の9割近くに納品しているそうです。