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納豆・冷ややっこに合う 「薬味」を添える感覚で取り入れたい調味料とは?
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オリーブオイルは「実は和食とも相性が良い」
いつものしょうゆやタレでもおいしい納豆や冷ややっこですが、ある調味料を足すと、風味とともに栄養バランスもよくなるそうです。日本獣医生命科学大学客員教授で食物学・学術博士の佐藤秀美氏は次のように解説します。
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オリーブの果実を丸ごとしぼったフレッシュな油といえば、エクストラバージンオリーブオイル。「“イタリアン”のイメージが強く、洋食以外には使っていない人も多いのではないでしょうか。けれども、オリーブオイルに期待できる健康効果を考えれば、ちょっともったいない気がします」と佐藤氏は言います。そこでオリーブオイルの健康効果について教えてもらいました。
1、オレイン酸
成分の80%を占める。悪玉とも言われる血中LDLコレステロールの低下に役立つ
2、βカロテン
他の植物油には含まれない。抗酸化作用を示し生活習慣病予防に役立つ
3、機能性成分
特有のポリフェノールなど。抗炎症、抗酸化、抗不整脈、血管拡張作用などが期待できる
「これらの成分をあわせ持つエクストラバージンオリーブオイルは、米国食品医薬品局(FDA)が『1日スプーン2杯分(23g)で、心臓病のリスク低減の可能性がある』という表示を許可しています。普段の食事に取り入れるのに、“イタリアン”のイメージが強く、洋食以外には使っていない人も多いかもしれません。実は、和食とも相性が良いです」
佐藤氏によると、ポイントは、特有の風味 「青葉の香り(緑の香り)」を「薬味に共通する風味」ととらえることとか。「青葉の香りの元となる成分は緑黄色野菜や海藻類に共通する“緑の香り”と同じ成分です。このため、シソ、ミツバ、青ネギ、カイワレ大根など、日本の食卓になじみ深い薬味を連想させます。豆腐や納豆に少量使えば、薬味の慣れ親しんだ風味に“新鮮さ”が増したような味わいになります」と提案します。