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余計な掃除道具は一切不要! 水アカ予防に効果的な方法とは
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教えてくれた人:伊藤 まき
ひと手間で予防可能 どうしてもこびりついた水アカには意外なものが活躍
一流ホテルやレストランの清掃など自らの経験から言えることとして、水アカを防ぐのに、アレコレと道具などを買い揃える必要はない、と伊藤さん。
「普段から飛び散った水滴を拭く習慣を付けるだけで、十分に水アカを予防できます。洗面所やキッチン、トイレなどの水回りには、乾いた小さめのタオルや布巾、雑巾などを置いておくようにしましょう」と伊藤さん。
また、石鹸カスなどがこびりつきやすいお風呂場のカランの場合は、もうひと手間かけたほうがいいといいます。
「シャワーの給湯温度をMAXに高め、お風呂掃除の後に熱湯をかけ回すのが効果的です。熱湯を隅々までかけて流してから、他の場所と同様に乾いたタオルで拭きあげれば、水アカに悩まされることはなくなります」。
“水アカを防ぐため+掃除”をしやすくするために、水回りにはできるだけ物を置かないのもキレイさを保つコツだといいます。キッチンを大きくすれば、汚さないんじゃ……という問い合わせを伊藤さんが受けることあるそうですが、キッチンの大きさは関係ないのだそう。水回り掃除に手こずらないためには「結局は、毎日の積み重ねなんです」と、伊藤さん。
そんな伊藤さんによると、水まわりの掃除に有効とされる重曹やセスキ炭酸ソーダ、クエン酸といったアイテムは、結局のところ使いこなせる人が少なく、水アカ汚れを余計にこじらせてしまうこともあるといいます。
「どうしてもこびりついてしまった水アカは、歯磨き粉+スポンジを使うのがいちばんです。きれいに落ちますし、粒子が細かいので金属を傷つけることがありません。台所用クレンザーも良いですが場所をとるものなので、歯磨き粉を使うほうが省スペースですよ」
さぁ、今日からさっそく水アカ予防を実践! あなたも快適な水回りを維持してみませんか?
(和栗 恵)