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シースルーや冷凍が人気 平成最後の正月に食べるおせちトレンド
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ネット通販で冷凍おせちは売れ筋に シースルー重箱も注目
実際、今年も「おせち特集」サイトをオープンしたインターネット通販の楽天市場では、おせち商品の売り上げが2012年から2017年までの5年で1.4倍に。そのうち約8割は「冷凍おせち」。「楽天グルメ大賞」を12年連続で受賞するなど人気冷凍おせちを手がける「博多久松」の松田健吾氏は「スタート時の2004年は90個でしたが、12年には6万5000個、17年は15万個を製造、販売しました」と言います。近年の冷凍おせちの需要は拡大しているようです。
また、数の子や黒豆など好きなおせちの単品買いと盛り付け用の器買いの組み合わせが今年予測のトレンドと楽天市場では分析。特に今年ファッションアイテムで流行した透けて見える「シースルー」。盛り付け用の器でも、中身が透けて見えるアクリル製のシースルー重箱が人気を集めているそうです。透明で料理が引き立つのでSNSで「見せ方」を意識する世代にウケているとか。
「シースルーの重箱は、下に敷くクロスでも見た目が変えられるので、ホームパーティーやアウトドアなどお正月に限らず通年使えそうなのも人気のひとつと言えます」と楽天担当者。最初は普通の重箱に詰めたおせちを食べて、中身が減ってきてから透明の重箱に移し替えても、また違った印象でおせちが楽しめそうです。「シースルーおせち」を食べたら、見通しの良い1年になりそうですね。
いつもはあまり食べないという人も、平成最後のお正月の祝い膳として、おせちを楽しんでみてはいかがでしょう。
(Hint-Pot編集部)