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約10分で完成 うまみたっぷり簡単具だくさん「発酵スープ」レシピ

著者:市川 千佐子

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簡単でおいしいスープ2品【写真:市川千佐子】
簡単でおいしいスープ2品【写真:市川千佐子】

 汗ばむ陽気になると、つい冷たいものを口にしがちです。野菜本来のうま味と塩こうじの発酵のうま味を凝縮した温かいスープで、体の内側からほっとするのはいかがでしょうか? わざわざだしを取る手間は不要。10分ほどで完成する「発酵スープ」の作り方を、人気料理家の市川千佐子さんが紹介します。

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ジャーに入れてお弁当のお供にも 塩こうじと野菜のうま味で手間いらず

 市販のスープの素を使わずに、野菜の「うま味」と塩こうじで作る、やさしい味のスープです。「うま味」とは、5つの基本味(塩味・甘味・酸味・苦味・うま味)の中の、大切なおいしさの要素。良く知られている「うま味」の物質は、昆布などにあるグルタミン酸、かつお節や肉類にあるイノシン酸、干ししいたけなどにあるグアニル酸があります。野菜にも「うま味」があるんです。

 トマト、カボチャ、玉ネギなどには、昆布と同じグルタミン酸が含まれています。その野菜のうま味をスープのベースにし、さらに発酵調味料である塩こうじを加えることで、うま味と甘味が増し、シンプルな材料でおいしいスープになります。野菜がたっぷりとれるので、作り置きして朝食にしたり、スープジャーに入れて、お弁当と合わせて持っていくのおすすめです。煮込み時間、約10分で仕上がり、手軽に作れます。

とろとろトマトのスープ【写真:市川千佐子】
とろとろトマトのスープ【写真:市川千佐子】

○とろとろトマトのスープ
【材料】(2人分)
トマト 大1個(250g)
ニンニク 1/2かけ
玉ネギ  1/4個
マッシュルーム 3個
オリーブオイル 大さじ1
塩こうじ    大さじ1強
こしょう   少々
ミックスナッツ 適宜

【作り方】
1、トマトはざく切りにする。ニンニク、玉ネギ、マッシュルームは薄切りにする
2、鍋にオリーブオイル、ニンニクを入れ、中火にかけ、香りがたってきたら、玉ネギ、マッシュルーム、塩こうじを加え炒める。しんなりしたら、トマト、水100ccを加える。ふたをして沸騰してから10分くらい煮る。野菜がやわらかくなったら火を止め、器に盛り、くだいたミックスナッツ、コショウをふる

※トマトは、熟すほどグルタミン酸の量が増えるので、よく熟したものを使いましょう。塩こうじは、メーカーによって塩分量が多少違うので、味をみて加減して下さい。