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子どもが好きになる読み聞かせ ついやってしまいがちなNGポイントまとめ
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教えてくれた人:竹内 美貴子
□集中していない子どもを無理やり座らせたり、子どもが本をめくってしまったとき戻して読み直していませんか
もし、読み聞かせの最中に、子どもがどこかへ行ってしまったらどうしていますか。竹内さんによると、無理に呼び戻したり、逃げないように押さえつけたりせず、放っておいて、読み手はたんたんと読み続けるべきなのだそう。また、子どもが本を奪って閉じてしまった場合も、無理に取り返そうとしなくてもいいといいます。この場合は、また別の本を持ってきて、読み手がひとりで読み始めるといいのだそうです。
また、読んでいる最中にページをめくられてしまったときは、読んでいたところまで戻す必要はありません。子どもがめくってしまったページから読み直しましょう。
前述した通り、無理に1冊の本を読み切らなければいけないというルールはありません。無理に続けることで、読み聞かせに対して苦手意識を持ってしまうこともあります。それに、子どもの集中が切れてしまったときも、読み手自身が楽しそうに読み続けることで、子どもは自然と戻ってくることが多いといいます。子どもの様子に合わせて、読み聞かせが続けられそうかを判断することが大切です。
今、子どもの語彙力や思考力が落ちているといわれています。幼いころの読み聞かせは、子どもの語彙を豊かに増やし,想像力を育み、自己内対話を促進させて思考へと導きます。「幼い頃の読み聞かせは、子どもの成長の基本をつくるといえるでしょう」
読み聞かせはコミュニケーションだということを忘れず、上記のことに気を付けてみてください。
(Hint-Pot編集部)