仕事・人生
セレブリティーの素顔に接するNY在住女性編集長が語る「成功者の共通点」とは
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セレブリティーのライフスタイルを届けるウェブマガジン「OK! JAPAN」の編集長の菅森加奈さん。結婚を機に6年前に拠点をニューヨークへ移し、異国の地で活躍する働くママだ。前回は米国人の夫と2人、ニューヨークで奮闘する“イーブン”な子育てについて聞いた。2回目の今回は、延べ200人のセレブリティーのインタビューを取材、およそ1500 人近くの記事を手掛けた経験から、成功する人の共通点や忘れられない著名人コメントなどを聞いた。
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ハリウッドスター、スーパーモデルなど 成功したセレブに共通するものは
世界中の女性を中心に支持されるセレブリティーのライフスタイルにスポットを当てたイギリスの紙媒体「OK!」マガジン。1993年に創刊され、現在のところイギリスを含めドイツ、ロシア、タイなど15か国で発刊されている。その公式日本版は「WEBマガジン」という形で情報を発信している。加奈さんは、その編集長を務め、日々セレブリティーたちの本音や素顔、価値観などに触れている。09年から携わっていて11年目を迎えた。
これまでの間に、延べ200人のセレブたちの生の声に触れてきた。ハリウッドスターなど数多くの成功者たちの素顔を取材やイベントで目の当たりにしてきた加奈さんは、ある共通点に気付いたという。
「一番感じるのは『自分を信じている』こと。自己肯定感が高いというか、ものすごくポジティブな人が多いです。特にアメリカで働いて感じたことは、失敗してもリカバリー力が高いことに驚きます。『自分はできる』ことを信じているから。特に成功する人にそういう傾向が多いですね」
たとえば日本では仕事で失敗すると、本人も周囲の雰囲気も否定的になりがちで、立ち直るまでに時間がかかるようなイメージがあるという。もしくは一度でも失敗すると、二度と立ち直れないようなケースもあるかもしれない。
「失敗してもすぐに修正してスピーディーに戻ってくる。しかも『失敗なんてあったっけ?』という感じで、本人がさらにパワーアップしているケースをたくさん見ました。周囲も以前のことは気にせずに、今を受け入れる、というような雰囲気。ある意味、成功しやすい土壌といえるのかもしれません」