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体の「湿気」を出す 蒸し暑いときこそ緑茶ベースの「薬膳茶」で爽快に

公開日:  /  更新日:

著者:村上 華子

(右上から時計回り)ペパーミント、菊花、緑茶【写真:村上華子】
(右上から時計回り)ペパーミント、菊花、緑茶【写真:村上華子】

ペパーミントの爽快感がクセになる薬膳茶

 緑茶と、ペパーミント、菊花を使ったブレンドをご紹介しますが「菊花が手に入らない!」という場合は、使わなくても構いません。ペパーミントは生のものではなく、乾燥してあるものが扱いやすいと思います、最近では、スーパーなどのスパイスの棚に並んでいることも多くなってきました。

○シャキッと! 夏の薬膳茶

【材料】
緑茶 小さじ2
菊花 5個ほど
ペパーミント 小さじ1(お好みで)
湯 400~500cc

【作り方】
1、ティーポットに緑茶と菊花、ペパーミントを入れる
2、沸騰させた湯を静かに注ぎ、よく蒸らす
3、葉が開き、お湯が色づいたらカップに注ぐ

【薬膳の知恵・食材の効能】
・緑茶 体の熱を冷まし、湿気を排出する。消化を促す
・菊花 頭や目をスッキリとさせる。ほてりを鎮める
・ペパーミント 気を巡らせ、イライラの解消に

 なじみのある、緑茶のまろやかな香りと甘みの後に、ペパーミントの爽快感が鼻やノドを通り抜ける新鮮な感覚は、きっとクセになりますよ。冷たくしても美味しそうですが……。やはり、季節の養生という観点で考えると「脾(消化器官)」の働きを落とさないために、温かいままで飲むのがオススメです!

(村上 華子)