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恋人との「割り勘」問題 1円単位まで後日請求するカレに30代女性は…

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著者:Hint-Pot編集部

デート後に彼から届く、きっちり割り勘の金額が書かれたメッセージ

そして、直美さんの中で「モヤモヤ」とした思いが芽生えたのは、出会って2回目のデートでした。

「その日は、映画を観た後にカフェでお茶をしました。私は1万円札しか持ち合わせがなかったため、『お金がくずれたタイミングで渡すね』と言って、渡しそびれたままバイバイしてしまったんです」

直美さんが帰宅後、お礼を言おうとLINEを開いたところ、すでに彼からLINEが入っていたそうです。メッセージは、デートが楽しかったとか、そういう言葉は一切なく、「映画の飲み物代とポップコーン代が530円、カフェでのコーヒー代が734円。合計1264円をお願いします」のみ。実にシンプルな内容だったといいます。

「その時は経済観念がきっちりしている人なんだなと思うことにしました。私は渡しそびれてしまったことを謝り、次回会ったときに用意をしておくと約束しました」

私は彼女なの? 友人なの? 不安がよぎる

次のデートでお金を渡すと、特に渡しそびれたことに対して文句を言うわけでもなく受け取ったという勇太さん。しかし、その後も「デート中に飲んだ缶ジュース代が抜けていたから129円追加で」とか「実は駐車場代がかかっていたので半分の150円ください」といった細かな請求が、帰宅後にLINEで届きます。

「これまでは『ここは私が払うから、次はあなたが』といった感じで、アバウトに帳尻を合わせて割り勘するようなスタイルが多かったので、缶ジュース1本や300円ほどの駐車場代をこまごまと請求されるのは、正直、少し息苦しいです」

「それに楽しかったデートの余韻に浸っているときに、あの請求LINEがくると、事務的だし現実に引き戻されてしまって……。私が立て替えて、彼が後から支払う方法を提案したのですが、店での支払いは男性がすべきだという考えらしく却下されてしまいました」

定期的に会うにもかかわらず、きっちりと金額を請求されるので男女交際というより、友人同士のような感覚になることも多いのだそう。

「この間、誕生日プレゼントをもらったのですが、『これ、いくらだと思う? 3000円したんだよ』と言われ、もしや半額支払ったほうがいいのかと真剣に悩んでしまいました……」

結婚してからも家計は割り勘という夫婦が増えていると言いますが、これから一生このスタイルで行く気なら早めにお別れをしたほうがいいのか、直美さんは今後の付き合いを真剣に検討しているのだそうです。

(Hint-Pot編集部)