Hint-Pot | ヒントポット ―くらしがきらめく ヒントのギフト―

からだ・美容

ジメジメ梅雨時期に増える肩こり 放置すると悪化も 専門家に聞く

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

教えてくれた人:新盛 淳司

悪化すると頚椎症のリスクも チェック方法を紹介

 新盛院長によると、巻き肩と呼ばれるように肩が前に出て、胸を張りにくくなっている方が多いといいます。加えて首を支える僧帽筋や肩甲挙筋などにも負担がかかり、さらに肩がこる悪循環を生み出しているケースも考えられるそうです。

「悪化すると頚椎症と呼ばれるような腕や手のしびれを伴う方もいらっしゃるので当院でも注意を促してます」

 肩こりが悪化していないか、簡易的な2つの頚椎症のリスクチェックの方法も教えていただきました。

あごをひいてみる。右はリスクが高い【写真:新浦安しんもり整骨院入船院】
あごをひいてみる。右はリスクが高い【写真:新浦安しんもり整骨院入船院】

1、あごをひく
 ひいたあごが胸元に触れる程度に下を向けていますか? そうでない場合は頚椎(首の骨)に負担がかかりやすい、頚椎症のリスクがあります。

両手をまっすぐ上げる。横からみて耳くらいまで腕が上がれば良い【写真:新浦安しんもり整骨院入船院】
両手をまっすぐ上げる。横からみて耳くらいまで腕が上がれば良い【写真:新浦安しんもり整骨院入船院】

2、両手をまっすぐ上げる
 肘の位置が、耳の位置くらいまで後ろに上がっているかどうか? 耳より前までしか上がらない場合はリスクがあります

 セルフチェック方法を試してみて、気になる場合は放置せず、専門機関へ行きましょう。

(Hint-Pot編集部)

新盛 淳司(しんもり・じゅんじ)

新浦安しんもり整骨院入船院、新浦安しんもり整骨院今川院、クローバー鍼灸整骨院代表。柔道整復師、鍼灸師の資格を持ち、関節ニュートラル整体普及協会会員。サッカー元日本代表MF中村俊輔(ジュビロ磐田)を、セルティック時代から10年間パーソナルトレーナーとして支えている。関東リーグ・ブリオベッカ浦安のチーフトレーナーも務めている。