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「海」といえば思い出す 彼氏からのプロポーズと思いきや…まさかの展開に泣いた26歳、夏の日

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

プロポーズかと期待していたら…帰り道は悲惨なことに

「彼、二股かけてたんですよ。それで私は、別れ話をされるために、わざわざ片道2時間もかかる海まで連れていかれたんです。彼は昼間、浮気相手と会っていて、今日別れ話をしてこいってもめたせいで、待ち合わせに遅れてきたみたいですね」

「あまりに予想外だったので、『なんで海に連れてきたの?』としか言葉が出てこなかったのですが、彼は『別れ話をするなら海がいい』ってネット記事を読んだんだって言うんですよ……」

 プロポーズを期待していたにもかかわらず、突然の別れ話に衝撃を受けた茜さん。しかし、悲劇はさらに続きます。

「まさか別れ話をするなんて思ってなくて、彼の車に同乗してきてしまったことに気づくも後の祭り。帰るには2時間気まずさと怒り、悲しみに耐えて彼の車に乗せてもらうか、自力で徒歩と電車で帰るかの二択しかありませんでした。こんな話するなら、せめて車は置いていかないように言ってくれればよかったのに! 彼を置き去りにして歩き出してから、腹が立って涙が止まらなかったです」

“泣きっ面にハチ”状態の茜さん。結局、彼と別れて近くの旅館に飛び込みで泊まり、翌日電車で帰ったんだそう。海が大好きだった茜さんは、今では海が大嫌いになってしまったそうです。

 別れ話を切り出すときは、ネット情報やシチュエーションに振り回されず、相手のことを考えてあげてほしいと、茜さん。

「『円満に別れるためのマナー』なんて話をよく聞きますが、本当に相手のことを考えるなら、泣きたいときにすぐ家に帰れる場所を選んであげることが、一番の心遣いだと思いますよ」

 今では「恋愛運は上昇中!」と心を切り替えているそうですが、やはり「海」という言葉を耳にすると一番に頭をよぎるのは、この一件だといいます。

(Hint-Pot編集部)