仕事・人生
生き方に迷う女性たちへ ハリウッドで成功した日本人女性が送る言葉
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著名な俳優も特別視せず作品を作る仲間の一員 生命に大小なし
38歳で単身ラスベガスに渡り、ロサンゼルスで着付け教室を開講。着付けの仕事の傍ら引き受けた雑誌のスタイリングの仕事が高評価を受け、映画やドラマの衣装デザイナーとして憧れの仕事をスタートさせた押元須上子さん。拠点をラスベガスからロサンゼルスに移してからは、多数の映画やドラマの衣装デザインを担当。今年はアメリカの人気SFテレビドラマシリーズ「ウエストワールドシーズン2」で押元さんが着物を担当したエピソード5「アカネの舞」が、エミー賞衣装デザイン部門にノミネートされるなど、その活躍は留まることを知らない。
押元さんはハリウッドで数々の著名な俳優とともに仕事をしているが、どの俳優にも特別扱いをせず、作品を作る仲間の一員として接している。
「ひとつの作品を作るために色々な役割を持ったスタッフが集まっており、役者はその一員としてみており、特別視はしていません。もちろん一流の素晴らしい方たちばかりですが、役割が演者というだけです。私はその人が有名かどうかは関係なく、誰とでも同じように話をします。フランクさに周囲の方に驚かれることはありますけれど(笑)みんな同じ人間。生命に大きい小さいはありません」