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うっかり電気代を無駄遣いしてる? 専門家が語るエアコンを「賢く」使う3つのコツ
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教えてくれた人:本多 宏行
不安定な気候が続く今年の梅雨ですが、これから使う出番が増える家電といえばエアコンですね。夏本番を前に気になるのが、エアコンの電気代ではないでしょうか。最近では省エネモードを搭載した機種が増えているそうですが、頻繁に使う季節はかさむ電気代が気になります。電気代の無駄遣いを防ぐコツはあるのでしょうか。延長保証サービスを提供するテックマークジャパン株式会社の総合家電エンジニアに、今さら聞けない「エアコンの賢い使い方」を聞きました。
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夏本番を前にエアコンの電気代を無駄遣いしないコツ
テックマークジャパンの本多宏行さんは、電気代の無駄遣いをせずにエアコンを使う簡単なコツとして次の3つを指摘します。
○その1 室外機の周辺をチェック
「室内よりも室外を最初にチェックしみてください。ベランダや庭、マンションですと通路側にあったりすることもあると思うのですが、設置したエアコンの室外機の周辺にモノを置いていませんか?」といいます。
・植木など植物を置いている
・傘などをぶら下げてる
・自転車、三輪車、ベビーカーなどが置いてある
など。なにか室外機周りにモノを置いていませんか?
「エアコンの室外機は周辺の大気を吸い込んで熱の交換を行うため、周辺にモノを置くと障害となり熱交換率が下がって効率が悪くなります。それによって電気代がかさんでしまうため、周辺にモノは置かないようにしましょう」
また、夏場に日差しが室外機に直接当たる場合も効率が下がってしまい、電気代がかかることも。なにかで覆うなどして日が当たらないように工夫すると良いそうです。「遮熱フードを利用するなど、日傘をさすイメージで影を作ってあげると良いでしょう」と本多さんは解説します。