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からだ・美容

おうちでできるやさしいおてあて 「ぬか袋カイロ」を作ってみよう

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

教えてくれた人:「ふくろう堂」ちえ

気の置けない仲間とおしゃべりしながらの縫物も楽しい【写真:ふくろう堂】
気の置けない仲間とおしゃべりしながらの縫物も楽しい【写真:ふくろう堂】

早速「ぬか袋カイロ」を使ってみましょう!

 ひとりで黙々と作るのも良いですが、仲間とお茶を飲みながら、わいわい、ほっこりと作るのも楽しい。こんなママ友会や女子会も良いですね。

用途別に大きさや生地のバリエーションを増やすのも楽しい【写真:ふくろう堂】
用途別に大きさや生地のバリエーションを増やすのも楽しい【写真:ふくろう堂】

 できあがったら電子レンジで1分半前後温めて使いましょう。お使いの電子レンジによって時間を調整してください。電子レンジから取り出す際は火傷に気を付けて。熱くなりすぎていないか、温度を確かめてから使いましょう。

【使用時のポイント】

・加熱のしすぎはぬか袋が焦げてしまうこともあるので要注意
・使用目安は1年くらい。中身の米ぬかを入れ替えれば再度使用可能
・電子レンジに直接置きたくない場合は、電子レンジ使用可能な食品保存用袋に入れて温める。その際は破裂を避けるため、袋の口を完全に密封せず、一部を開けておくこと
・蒸し器を使うときは、水滴を防ぐため、食品保存用袋に入れて10分くらい温める
・冷暗所で保管する。長期間使わない場合は、虫がわいたり、匂いが発生したりすることがあるので、チャック付き食品保存用袋に入れ密封し、冷蔵庫で保管する

気分や体調にあわせて。使い方はあなた次第【写真:Hint-Pot編集部】
気分や体調にあわせて。使い方はあなた次第【写真:Hint-Pot編集部】

冷蔵庫で冷やしてもオッケー セラピストお勧めの使い方とは

 コンパクトで手軽に使える「ぬか袋カイロ」。季節の移り変わりとともに生じる身体の不調や、気持ちの変化に寄り添い家庭での“おてあて”をサポートしてくれます。温めだけじゃなく冷やして使うことも可能。ちえさんオススメの使い方をご紹介します。

・肩こり、腰痛など、慢性的に疲れやこわばりがある場所に
・疲れ目に。目の上にのせてアイピローに
・生理痛や胃腸の不調に。お腹に乗せて温める
・寝る前に布団に入れておくと、ぽかぽかのお布団で眠りにつくことができます。不眠がちだったり、冬のひんやりとしたお布団が苦手な人に
・風邪のひき始めに。肩甲骨の間やお腹の温めに
・赤ちゃんとの寒い季節のお散歩に。抱っこ紐やベビーカーに入れるとぽかぽかに
・夏は冷蔵庫で冷やして冷湿布に。ほてった頭や顔を冷やして優しくクールダウン

(Hint-Pot編集部)

「ふくろう堂」ちえ

東京多摩市を中心に活動するセラピスト。セラピスト歴12年、2児の母。ふくろう堂のリラクゼーションは「世界一気持ちいい」とも言われるタイ古式セラピーの施術。クライアントに寄り添った力強くも優しい施術、ハーブをたっぷりと使ったハーブボールトリートメントが口コミで広がり人気に。アーユルヴェーダを基にしたベビーセラピーや、身体に優しい衣食、家庭でできる“おてあて”にも造詣が深く、不定期に開催されるワークショップやイベントはすぐに定員となる人気。