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高級食パンブーム 行列ができる名店に聞くおいしい食べ方
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ジャムやペーストだけじゃない 幅広いアレンジを専門店が伝授
近ごろ話題を集めているのが、1本1000円前後する「高級食パン」。色んなお店が登場し、どこも連日行列ができている。しかしこの高級食パン、どこも2斤で1本売りなどサイズが大きめ。ひとり暮らしやご夫婦だと食べきれなかったり、途中で飽きてしまったりという声も聞こえる。みなさんは、食パンというと、どう食べることが多いだろうか。トーストしてジャムやバターをぬるのが定番? そこで、せっかくの美味しい食パンをより美味しく食べるためのヒントを今話題の高級食パンの名店にトレンドとともにリサーチ! 話を聞いた。
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〇東京・荻窪「どんだけ自己中」
高級食パンブームの火付け役である専門店「考えた人すごいわ」などをプロデュースする岸本拓也ベーカリープロデューサーが手掛けた「どんだけ自己中」。無添加生クリームと国産バター、カナダ産の最高級小麦粉に加え、コクがあり甘みを引き出してくれる京都の老舗・金市商店のコーヒーはちみつを使用した食パンはきめ細やかでしっとり、もっちりな舌触りと、小麦の甘みが特徴的だ。
焼きたてはふわふわで、ぷるぷる震える様子はまるでシフォンケーキのよう! 出し方を間違えると型崩れしてしまうのだとか。それだけのふわふわさでありながら、中はみっちり、手に持つと見た目から想像できないほどの重みだ。手でちぎってその日のうちに食べるのがおすすめだという。運営元リディファインダイニングの登神達朗執行役員は「生で食べてほしい」とおすすめするが、2日目以降は冷凍保存がベストだとか。
そんな「どんだけ自己中」では生食用、トースト用で二種類のはちみつを用意している。「生食用は素材としても使っているコーヒーはちみつで、コクをプラス。トースト用は香りが豊かなレモンはちみつを用意しています」と登神さん。しかし、それ以上の味の変化が欲しい人や、甘党でない人にもおすすめなのが「はちみつに塩をプラスすること」だという。意外な組み合わせだが、塩キャラメルのような味わいが楽しめるのだとか。
「ふわふわの食パンは、2cmほどの厚みに切って凍らせ、食べる際は凍ったままトーストしていただきたい。そうすることで表面はサクッと、中はふわふわになります」
また、「オリーブオイル+塩」も美味だという。甘いものが苦手な人も、いつものジャムやはちみつに飽きてしまった方にもおすすめ。
【美味しいヒント】
「はちみつ+塩」をぬる
「オリーブオイル+塩」をぬる