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意外に誤解してる? 「香水のつけ方、選び方」 香りを味方にするコツ

著者:Hint-Pot編集部

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上手に香水を活用したい(写真はイメージです)【写真:写真AC】
上手に香水を活用したい(写真はイメージです)【写真:写真AC】

 暑さで汗をかくと気になるのが自分のニオイ。香水にこだわる人もいるのでは? つけ方を間違えると、かえって「香り」が逆効果になることも。オーダーメイド香水のアトリエ「マル・ダムール」の調香師の山田雅子さんに香水の基本やつけ方のコツを聞きました。「香りは自分をリラックスさせたり、周囲に与える印象を変えたりすることもできます」といいます。たとえば、ぽっちゃりの人が「シャープな香り」でキリッとしたイメージを与えることも可能だとか。セクシーな香り、甘い香りなど、仕事や恋愛などシーンごとに使い分けることで、いつもの自分を“グレードアップ”できるかも!?

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嗅覚は原始的 恋愛の導火線にも 自己イメージも変えられる?

 そもそも香りは、私たちにどのような影響を与えるのでしょうか? 調香師の山田雅子さんは、次のように説明します。

「嗅覚は、本能に近い感情をつかさどる大脳辺縁系に伝わるといわれ、五感の中でもっとも原始的といえます。直接的に本能と情動に働きかける感覚だということが、最近の研究でわかっています。たとえば、動物はにおいから危険を察知したり、食べてもいいものかどうかを判断したりしますよね。人間もにおいをかいだ瞬間に考えるより先に、瞬時にそのにおいが快か不快かを感じとるされています」

 つまり、無意識のうちに人間は「香りに心動かされている」とも言えそうです。山田さんは「においは、この人と子孫を残しても大丈夫かどうかの判断材料になるともいわれています。つまり香りが恋愛の導火線になることも。また思春期の頃に、親に向かって『臭い』と言い出すことがありますが、これは生殖能力がつく年頃に近しい親族を異性として意識しないように、生理的に身内のにおいに嫌悪感を抱くようになっているという説もあるんです。もし、世の中のお父さんで娘さんに臭いと嫌がられても凹まないでください」と解説します。

 また、山田さんによると、自分の好きな香りを身につけていれば、その香りに惹きつけられた”相性のいい人“と出会うことができるそうです。

「平安時代は薄暗い月明かりの下で恋愛をするから、女性は自分だけの香りを焚き染めて男性にアピールしていたそうです。香りが恋愛の導火線になるんですから、その時代の人たちは今の女性と比べものにならないぐらい香りについて、いろいろ工夫していたのかもしれません。現代は電気があるので、明るい場所で顔を見て始まる恋愛がほとんどだと思いますが、香りは出会いや自己アピールのきっかけになりますので、まずはいろいろな香りをかいで、好きな香りや自分らしい香りを探してみて下さい」