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意外に誤解してる? 「香水のつけ方、選び方」 香りを味方にするコツ
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つけるのは上半身じゃない!? 専門家直伝の香水選びとつけるコツ
山田さんは「モテる女性は、似合う服装や髪型と同様、香りも上手に活用しているように思います。嗅覚はダイレクトなので、香水をたくさんつければ良いということでもありません。素敵な香りをほのかに漂わせて、自分も周囲も楽しむのが素敵です」と説明。香水を味方にする3つのコツを紹介します。
〇香りを「なりたいイメージ」で選ぶことも
「選ぶときは、自分の好きな香りの系統やイメージをお店の人に伝えて、一緒に香水を選んでもらうのが良いと思います。香りは人のイメージを変えることができるので、例えば、ぽっちゃりした人がシャープな香りを身につけてキリっとした印象を与えたり、ギスギスしたイメージに見られてしまう人が、甘めの香りをつけてやわらかい印象に見せたり、ということも可能です。また、濃度の低い、優しい香りは清潔感ある印象を与えます。たとえば気になる人と会う時に、最初は優しく薄い香りで相手を惹きつけて、親密になってきてから情熱的な濃い香りを少し加えてみたりすると良いでしょう」
〇湿度が高い日本 つけすぎはNG
「香水をつけるときに重要なのは“つけすぎない”こと。湿度の低い国では香りがすぐに飛んでしまうけれど、湿度の高い日本ではいつまでもモワっと香りが漂ってしまいます。つけすぎはかえって周囲に不快を感じさせることも。お出かけの30分前ぐらいに香水をつけると、家を出る時にはミドルノートと呼ばれるその香り本来の個性が際立ち、ほど良く香りますよ」
〇つける場所は? 上半身? 下半身?
「上半身につける人は多いかもしれません。耳のうしろ、胸の間など。実は上半身や体の前面など鼻に近いところにつけると、自分の嗅覚がマヒしてしまい、つけすぎの原因や体調不良になることもあります。ですので、下半身のほうがおすすめです。特に香りは下から上に漂ってくるので、くるぶし、膝の裏など、体の下のほうが良いでしょう。また、素材にもよりますが、スカートやパンツの裾につけるのも良いと思います。腕なら肘の内側につけるのも。わきの下や足の裏など自分のにおいが強く出る部位につけるのはNGです」
上手に活用すれば、リラックスやリフレッシュの効果もあるといわれる香り。味方にして香りのパワーをいかしましょう。
(Hint-Pot編集部)