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バンドの栄光とフレディの闇にもスポット QUEEN50周年展が東京・渋谷で開催中

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著者:Hint-Pot編集部・西村 綾乃

QUEENのフレディ・マーキュリー【写真:Getty Images】
QUEENのフレディ・マーキュリー【写真:Getty Images】

 驚異的なヒットを記録した映画『ボヘミアン・ラプソディ』から3年。現在も多くの人の魅了し続けている英国の人気ロックバンド「QUEEN」の結成50年を記念した企画展「QUEEN50周年展 -DON’T STOP ME NOW-」が東京・渋谷で2022年2月13日(日)まで開かれています。会場には未公開写真や、メンバー本人のコメント映像に加え、ライブを盛り上げてきた衣装や楽器も展示。ヒット曲が流れる中で、その偉業を体感しませんか。

 ◇ ◇ ◇

バンドが誕生からフレディの死後まで

「QUEEN」の“正式結成”は1971年、ボーカルのフレディ・マーキュリーとギターのブライアン・メイ、ドラムのロジャー・テイラー、ベースのジョン・ディーコンの4人編成となった時とされています。そして1973年にはメジャーデビューを果たし、数々の伝説を作り上げてきました。その軌跡をたどる展覧会「QUEEN50周年展 DON’T STOP ME NOW」が東京・渋谷の商業施設「西武渋谷店モヴィーダ館」で開かれています。

 体験型を重視した会場では、4人が少年時代を過ごした1970年代の英ロンドンの風景を再現。デビュー前の道のりから、世界的ヒット曲「ボヘミアン・ラプソディ」がバンドにもたらした光とフレディに与えた孤独に迫るコーナーなども展開されています。

 大画面では1982年に西武球場(現・メットライフドーム、埼玉県所沢市)で開いたライブから4曲の上映も。同映像を収めた作品は現在廃盤になっていることもあり、来場したファンは食い入るようにスクリーンを見つめていました。

 ウェディングドレスから着想したフレディの白のパンツスーツ(通称:シラサギルック)は必見です。また、今も現役で活躍するテイラーが昨年の来日公演で使用したドラムスティックなども展示。終盤には会場訪問の思い出をメンバーと共有できるフォトスポットも準備されています。

 展覧会の公式ツイッター「QUEEN50周年展 -DON’T STOP ME NOW-」(@QUEEN_exh)は、場内の様子を積極的に発信。30年前に45歳で死去したフレディの命日にあたる11月24日には会場に献花台を設けるなど、ファンの思いに寄り添っています。

 投稿を目にしたファンからは「行きたい!」といったあふれる思いが寄せられています。さらに来場者からも「QUEENの楽曲を全身で浴びて大満足」「泣ける」などの感想が写真ととともに投稿されていました。

 営業は午前11時から午後9時まで。入場料は平日と土日祝、購入方法で異なり、窓口で当日購入の場合は平日が一般2000円と学生1400円、土日祝日が一般2200円と学生1600円。未就学児は3人まで無料。詳細は公式サイト で確認を。

(Hint-Pot編集部・西村 綾乃)