河川敷で保護されたねこ　忠誠心が強いお利口さんに

まさに「猫の恩返し」　嵐の日に保護された律儀なねこのその後（2月6日掲載）

【プロフィール】
ピョンタ・フロスキーくん／10歳／男の子
性格：お利口、ちょっとツンデレ
飼い主さん：ピョンタさん

　2011年9月1日、一緒に土手を歩いていた飼い主さんと息子さんは、びしょ濡れになった子ねこを発見しました。折しもその日は台風が接近中。近くに親ねこがいる様子はなく、風雨が本格的に強くなる予報だったため保護することに。

　子ねこは「ピョンタ・フロスキー」くんと名付けられ、一人っ子だった息子さんの“弟”として育てられることになりました。実際に暮らし始めると、ピョンタくんはかなりのお利口さんで、爪とぎは決まった場所でしかやらず、ドアを開けるのもお手のもの。食事中もお行儀が良く、飼い主さんは「人間の言葉を理解しているようなところがあります」と言います。

　今では息子さんは高校生に、ピョンタくんも10歳になりました。それでも幼い頃から変わらず、息子さんのピンチにはかばう忠誠心が強い一面も。これからも元気に長生きしてくださいね。

幸せを運んできてくれた元野良ねこ　おばあちゃんも溺愛

側溝から一晩中助けを呼んでいた子ねこ　一時預かりのつもりが家族全員メロメロに（1月31日掲載）

【プロフィール】
とろろくん／2歳／男の子
性格：人懐っこい
飼い主：白玉さん（@igorogogo）さん

　トロちゃんこと「とろろ」くんが保護されたのは、2019年5月末頃のこと。親ねことはぐれ、側溝に落ちていたところを飼い主さんの同僚が発見しました。同僚から相談され、飼い主さんは悩みに悩んで一時預かることに。

　動物を飼いたがっていた娘さんは目を輝かせて迎えましたが、家主であるお母さんには黙って玄関で世話をすることにしました。その後すぐ、お母さんに子ねこの存在がバレてしまいますが、懸命に生きようとする子ねこに心打たれたのか受け入れてくれたそう。そうして、トロちゃんは正式な家族になりました。

　お母さんはというと、いつの間にか携帯電話の待ち受け画像が孫からトロちゃんに変わるほどの溺愛ぶり。家族3人ともトロちゃんが来てくれたおかげで毎日が楽しくなったそうです。幸せを運んできてくれたトロちゃん。今ではすっかり凛々しい顔つきのシャムねこミックスに成長しています。

（Hint-Pot編集部）