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魔女のキッチン? おばあちゃんの台所? 築70年の家に住むナチュラリストせいこさんの愛用品とは?
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築約70年の我が家のキッチン。置くものは必要最小限に
ロサンゼルスの片田舎で夫と娘3人、鶏、豚、犬たちとともに自然に囲まれた生活を送るナチュラリストの小田島勢子さん。異国の地で食や環境の大切さを感じ、「育て、ともに生活する」そして「造る」ことが暮らしのスタンス。できることからコツコツと、野菜やハーブを育てたり、味噌や酢などの調味料を手作りしたり、スローライフを楽しんでいます。多彩な才能は口コミで広がり、現在は発酵食品作りの講師をはじめ、創作料理のケータリング、身体作りに真剣に向き合うプロスポーツ選手やアクション映画俳優の身体作りのアドバイザーなどさまざまな分野で活躍中。勢子さんが綴るLA発のスローライフ3回目は、キッチンのこと、調理に使うものについてです。
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築約70年の我が家は、リノベーションした部分もありますが、当時のまま、こじんまりとしたキッチンが表通りに面してちょこんとくっついています。アメリカの映画に出てくるような大きなキッチンアイランドも、パントリーもありません。
ですからキッチンに置くものはできるだけ必要最小限に、そして自分が納得したものを置くことにしています。生活していく中でなくなっていったもの、反対にこだわりで愛用しているものがいくつかあります。まずは電子レンジとテフロン鍋。何年も前に我が家のキッチンから消えました。食事を美味しく安全に食べたい、というごく当たり前な理由で、旦那氏にガレージにしまってもらいました。