漫画
ストーカーの恐怖 家庭教師先で結婚迫られた実体験漫画に戦慄「通報レベル…」
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平和な日常を過ごしていると「まさか自分が危険な目に遭うわけがない」と思いがちです。しかし、ふとしたきっかけでそれが崩れてしまうことも。そんなことを実感させる、恐怖体験が綴られた漫画をご紹介します。未婚の子どものために親が結婚相手を探す“代理婚活”。その延長線上に無理やり巻き込まれてしまった20歳女性の物語です。作者のさやけん(saya_ken20)さんに詳しい話をお伺いしました。
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ボロボロの室内に異臭がするお菓子 訪問先の異様な光景に絶句
作者のさやけんさんは、現在7歳と5歳のお子さんを育てるゲーム好きのママ。今回の漫画は、20歳の頃に実際に体験した恐ろしい出来事を全14回にわたって描いたものです。タイトルは「家庭教師に行ったら結婚!? させられそうになった話」。
さやけんさんは20歳の頃、会社の先輩からとある副業を持ちかけられました。主に自営業をされているシニアの方のお宅へ伺い、簡単なパソコンの使い方を教えるという家庭教師のお仕事です。難しいことを教える必要はなく、日給も良かったため引き受けることにしました。
そうして日中は会社に勤務し、夜7時からは家庭教師として働くようになりました。ところが、ある日伺った先のお宅に違和感を覚えます。喫茶店を経営しているはずなのに、営業しているとは思えないほどボロボロ。依頼者の女性はさやけんさんの話を聞いているのか少し怪しく、勧められたお菓子からも異臭が。
挙げ句に、その女性を指導しに行ったにもかかわらず、「家庭教師をお願いしたいのは私じゃなくて……うちの息子なの」と、さやけんさんを無理やり息子の部屋の前に連れていったのです。その部屋の前には汚れた食器などが放置されたまま!
結局、その日は息子と会わず帰宅したさやけんさんでしたが、断り切れず再訪する展開に。そこで登場した息子は、予想を裏切らない薄気味悪さです。ますます震え上がったさやけんさんは、家庭教師ができないことをやんわりと告げました。すると、女性の態度が豹変。さやけんさんは恐怖に震えて逃げ帰ってしまいました。
自宅の番号を教えてないのに電話が…「お見合いの日取りはいつにする?」
しかし、恐怖はその後も続きます。息子との仲をどうにか取り持ちたいその女性は、何と教えてもいないさやけんさんの自宅に電話。さやけんさんのお母さんを怒鳴り付ける以外にも、さやけんさんの携帯電話に無言電話を繰り返したのです。
さやけんさんは業を煮やして無言電話に出て直接対決をしますが、「お見合いの日取りはいつにしましょうか?」とまったく話が通じません。おまけにその夜、部屋の中から家の前の道路を見ると、さやけんさんの部屋を見上げている人影が……!
家庭教師を仲介した先輩が事の重大さを把握していない状況でしたが、上司のサポートもあり事態は解決へ向かいます。漫画では無言電話がぴたりとやみ、その母子との縁をどうにか切るまでが詳細に描かれています。
この漫画がインスタグラムで発表されると、あまりの恐怖体験に読者は騒然。コメント欄には「次が読みたいけど、怖いっ!」「絶対無理だわ」「通報レベルやぁ……」「下手なホラーものより怖い」「さやけんさんのかわいらしい絵柄でもこれだけ怖いのだから、実際はもっと怖かったでしょうね……」などなど、戦慄する読者の声が相次ぎました。