漫画
ベランダに謎の物体…一人暮らし初心者の女子大生を戦慄させた出来事が「怖すぎる」と話題に
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新年度を迎え、大学進学や就職などを機に一人暮らしを始めた人も多いでしょう。新たな環境に不安や戸惑いはつきものですが、今は期待の方が大きいかもしれません。ただし、特に女性は注意したい危険も。一人暮らしを始めたばかりの女子大生が襲われた恐怖の出来事、それを描いた漫画が大きな話題になっています。作者のサドルとペダル(@Pedalandsaddle)さんに話を伺いました。
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ベランダで動く紺色の影…窓を開けるとそこには
今回の漫画は、作者のご友人Q子さんが実際に体験した話です。
都内の大学に進学したことを機に上京したQ子さん。東京と埼玉の県境近くにアパートを借りて、念願の一人暮らしを始めました。新生活が始まって一息ついた最初の週末、寝室のロフトから部屋を見下ろすと、カーテンと床の間に空いた隙間からベランダに置かれた紺色の洗濯機が目に入ったそうです。
実はこのカーテン、長さを間違えていたため短めだったそう。Q子さんはその時、「紺色の洗濯機を選んでしまう父のセンス……謎すぎる」と特に気に留めることなく寝てしまいました。
しかし、数日後に同じ場所から部屋を見下ろすと、あったはずの洗濯機が姿を消しています。盗まれたのかとベランダを確認すると、洗濯機はそのまま。そこでよくよく考えると、ロフトとベランダの洗濯機は物理的に見えない位置だったことに気付きました。
では、あのカーテンの下から覗いていた“紺色の物体”は何だったのか……。不思議に思いながらも慌ただしい毎日で忘れかけていたある夜、急に目が覚めたQ子さんはふと視線をベランダへ向けました。
すると、“紺色の物体”がそこに! 次の瞬間、すりガラス越しでも確かに人だと分かる姿が目に飛び込んできました。パニック状態なったQ子さんは布団に潜り込み、数駅先に住んでいた友人にLINEで状況を報告。友人はお兄さんを連れてQ子さん宅に到着しました。
そしてベランダを見ると、紺色の人影はまだそこにいます。恐る恐るお兄さんがベランダの窓を開けると……やはり紺色のパーカーを着た不審者が! 捕まえようとするも、その不審者は慌てて逃走。Q子さんの部屋がある2階から不自然な体勢で落下したにもかかわらず、あっという間に闇の中へと逃げ去ったそうです。
その後、警察を呼んで不審者の特徴や状況を説明しましたが、結局捕まらなかったそう。Q子さんはしばらく不審者の顔が脳裏から離れず、わずか1か月で引っ越しせざるを得なくなったそうです。
この漫画がツイッターで公開されると、リプライ欄には「怖すぎる」といった反応の他、同様の被害を経験したという人からも多数のコメントが寄せられました。