からだ・美容
季節の植物や果物で楽しむ お手製ハーブ湯とは
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教えてくれた人:「ふくろう堂」ちえ
旬の果物や植物のパワーがたっぷり入ったハーブ湯でポカポカ温まろう
インフルエンザや風邪が今年も猛威をふるっていますね。風邪に負けない強い身体作りをする一助として、日本人が昔から生活に取り入れていたのが、身の回りの植物で作るハーブ湯。ゆず湯や、菖蒲湯など、今でも時期になるとスーパーなどでも入浴用として販売されているので、お風呂に植物や野菜、果物を入れることになじみ深い方も多いでしょう。タイ古式セラピーサロン「ふくろう堂」のセラピストちえさんに、この時期オススメのハーブ湯の作り方、取り入れ方のコツについて教えてもらいました。
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そもそもハーブ湯の良さってなんでしょう? ちえさんは次のように言います。
「お風呂にゆっくり浸かって汗をよく出すことで身体全体の血液や水分の循環がよくなり、疲れもぬけ、気分爽快になります。ここに自然の植物の力を取り入れると、さらに新陳代謝やアロマによるリラックス効果は高くなると考えます。身近にあるもので簡単にできるので、お子さんと季節の植物や野菜についてお話ししながら、一緒にハーブ湯を作って入浴をするのもいいでしょう。我が家も風邪やインフルエンザの対策のひとつとして生活に取り入れています」。
ハーブ湯というと、なにか特別な薬草などを使うのかと思いきや、身近にあるもので良いのですね。たとえば、ふだん捨ててしまうみかんの皮や大根の葉、りんごの皮も取っておいて乾燥させればハーブ湯の素に。ゆずの皮、しょうがの薄切り、ローズマリーなども家庭で手に入りやすいものも使えます。お好みのものを袋などに入れれば完成。簡単です。