からだ・美容
季節の植物や果物で楽しむ お手製ハーブ湯とは
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教えてくれた人:「ふくろう堂」ちえ
「冬の養生ブレンド」に使っている植物のチカラをセラピストが解説
今回ご紹介した「冬の養生ブレンド」ではお茶として飲む材料であったり、実を食べる時に捨ててしまうようなものを使っています。それぞれの植物の役割をちえさんに解説してもらいました。
○みかんの皮
みかんの皮を乾燥させたものは「陳皮」といって漢方でも広く利用されている。みかんの皮には
ビタミンCが含まれ、肌に潤いを与えてくれる。また香り高いので芳香も楽しめる
○ゆずの皮
冬至にゆず湯に入ると風邪になりにくいと言われているように、ゆずは免疫力を高める作用がある。みかんと同様に、柑橘の香りがリラックス効果を高めてくれる
○びわの葉
びわの葉は昔から家庭の特効薬として使われてきた。自然療法では風邪予防、花粉症、アレルギー疾患に効果を発揮すると言われている
○ユーカリの葉
ユーカリの葉は風邪予防、のどの炎症を抑えてくれる作用があると言われている
○ヨモギの葉茎
漢方では「がい葉」と呼ばれるヨモギ。身体をあたため、炎症を鎮める働きをする。春の植物なので、ない場合は市販のヨモギ茶などを使ってもよい
○粗塩
身体を清浄し、温める
それぞれの量は3つまみほどで十分ですが、お好みによって量を調整してオリジナルのブレンドに。心地よい入浴のひと時を楽しんでみてくださいね。
(Hint-Pot編集部)