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からだ・美容

季節の植物や果物で楽しむ お手製ハーブ湯とは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

教えてくれた人:「ふくろう堂」ちえ

大きめの葉は指で細かくしてから袋に入れる【写真:Hint-Pot編集部】
大きめの葉は指で細かくしてから袋に入れる【写真:Hint-Pot編集部】

人気サロン・ふくろう堂特製ハーブ湯「冬の養生ブレンド」の作り方

 好みのもの乾燥させて袋に入れるだけとはいえ、せっかくならこの季節に体が喜ぶようなハーブ湯に入りたい!という人に、ふくろう堂特製のスペシャルブレンドを教えていただきました。

【準備するもの】
みかんの皮
ゆずの皮
ユーカリの葉
びわの葉
ヨモギの葉茎
粗塩
布の巾着袋(または使い捨てのだしパック袋)

【作り方】
1、植物や果物の皮を直射日光が当たらない場所でざるや新聞紙の上にのせてあらかじめ乾燥させておく。植物によって異なるが1週間程度。
2、全ての材料をそれぞれ3つまみずつ合わせて綿の巾着袋または使い捨てのだしパック袋に入れる

【使い方】
 袋をそのまま浴槽に入れてもよいが、煮出すとより成分を引き出せる。煮出す場合はだしパック袋が便利。鍋で水から15分程弱火で煮て、煮出した液を風呂に注ぎ込む。

左が綿の巾着袋、右がだしパック袋にハーブ湯の素を入れたもの【写真:Hint-Pot編集部】
左が綿の巾着袋、右がだしパック袋にハーブ湯の素を入れたもの【写真:Hint-Pot編集部】

【ポイント】
○だしパック袋と綿の巾着袋の使いわけ
使い捨てのだしパック袋は気軽に使えて便利。綿の巾着袋を使う場合は中身を取り出し、もみ洗いして干すと袋は何度も使える。中身は一回の使い切り。

○綿の巾着袋が手もとにない場合
自分で作ってみるのも楽しい。細かく縫う必要はなく、ざっくりと縫ったものでも十分使える。手ぬぐいを4分の1くらいに切って、巾着のように包んで使用することもできる

〇材料は極力無農薬のものを
肌に触れるものなので、極力農薬を使っていないものを選ぶとよいが、難しい場合は十分に水洗いしてから乾燥させる

【禁忌事項】
○妊娠初期は使用しない。安定期に入ってからはかかりつけの医師に相談してから使用する
○体調が悪かったり、疲労が強い時は全身入浴は避け、半身浴、足浴や手浴にして身体を温めるとよい

【注意事項】
○火を扱う際は火傷、火事に気をつける
○バスタブの素材によっては変質や着色の可能性があるため、長時間ハーブ湯をバスタブに入れることや追い焚き機能については風呂の説明書を確認してから使用
○風呂釜の追い焚き機能は行わない
○洗濯水には使わない
○敏感肌の人は、あらかじめ煮出した汁などを冷まし、少量で試してから使う