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目覚めよ、“恋する遺伝子” 今話題のDNA婚活とは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

DNA婚活イベントの様子。検査結果の報告書を真剣に読む参加者たち【写真:Hint-Pot編集部】
DNA婚活イベントの様子。検査結果の報告書を真剣に読む参加者たち【写真:Hint-Pot編集部】

DNA婚活イベントに潜入取材。“恋する遺伝子”は目覚めるのか

 セミナーを聞いた後は参加者同士のトークタイム。まずは遺伝子タイプの相性の詳細が明かされないまま、グループごとに男性が移動する着席タイプのトークタイムが開始。参加者のみなさんは名札以外にそれぞれ自分の遺伝子タイプが書いてあるカードを首から下げていましたが、タイプの相性がわからないので、“探り合い”状態に。ちょっぴり緊張感が漂っていましたが、時間が経過するにつれて表情がやわらいできました。

 そして、DNA相性相関図の発表。今回のイベントは簡易的な検査なので、8つのタイプのうち、どのタイプとどのタイプの相性が良いかというものでした。自分のタイプと相性が良いタイプの相手を探しつつ、フリー形式のトークタイムがスタート。“恋する遺伝子”を目覚めさせるべく、参加者の方々の大移動が始まります。見ているほうも、ドキドキしました。

 参加した30代女性は「1年ほど前から婚活をしていて、パーティーにも度々参加してきましたが、これといった相手がなかなか見つかりませんでした。DNAで相手を探すというのに興味を持ちました」と参加理由を話してくれました。イベントで見事マッチング成功。「最初は遺伝子の相性を知らずに話していましたが、とても話しやすい印象がありました。遺伝子の相性も良いほうだったのでうれしいです」と語り、パートナーとともに笑顔を見せていました。

 イベントを主催した結婚情報センターNOZZE(ノッツェ)担当者は「HLA遺伝子の検査結果に基づくマッチングと、これまで蓄積してきたノウハウを基に作成したライフスタイルチェックによるマッチングを併せて行うことで、ただ結婚相手を探すのではなく、結婚後も良好な関係作りができるお相手を紹介できるサービスを目指したい」と言います。会員向けには、事前に唾液でHLA遺伝子のDNA検査をし、お見合い形式で行うそうです。入会金や費用など初期料金が8万円ほど、そのほかお見合成立月にマッチング費用の1万5000円がプラス。成婚した場合、10万円ほどかかります。

 見た目でも条件でもない、“恋する遺伝子”が決め手になる新しい婚活の形。「理屈じゃなく、本能レベルでマッチングする運命の人と出会いたい、しかも効率的に」という婚活女子には、向いているかもしれません。

(Hint-Pot編集部)