インタビュー

ゆとり世代の美人女将に学ぶワークライフハーモニー

著者:Hint-Pot編集部・白石 あゆみ

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お客さんと距離が近いカウンターは、“小さな社交場”に【写真:Hint-Pot編集部】
お客さんと距離が近いカウンターは、“小さな社交場”に【写真:Hint-Pot編集部】

細く長く…誰からも愛されるお店に

 オープンからもうすぐ2年。開店後、長年交際してきた現在の夫と結婚をするなど、公私ともに順風満帆な彼女に、オーナーになってから変化したことはないか聞いた。

「人を雇う立場になって、やっとあの頃の師匠が言っていたことが理解できるようになりました。そして、自分の責任のもとで働くことになって、ものごとをより深く考え、すべてのことに感謝するようになりましたね。それはスタッフの子にもしっかりと伝えたいこと。
うちで働いたからには、いち女性として魅力的になってほしいですし、マニュアル通りにお店を回すことだけに集中せず、お客様との会話を楽しんだり、さまざまなことを吸収していってほしいです」

 カウンターという小さな社交場を、お客さんのみならずスタッフにも楽しんでほしいという片岡さん。今後の展望はずっとこの場所でみんなに愛されるお店作りをしていきたいという。

「店舗を増やすという考えは現状なくて、細く長く、お客様にもスタッフにも愛され続けるお店作りを目指してますね。居心地の良さは変わらずに、でも飽きのこない新たなエッセンス作りが今後の課題です。当たり前なことなど何もない。お客様への感謝の気持ちを忘れず、一日一日を大切に営業していきたいと思っています」

 20代半ばで仕事と生活のバランスよりも、充実することを選んだ片岡さん。そして、現在は妻としても、オーナーとしても成功している。片岡さんのように仕事と家庭、互いの共通点をうまく融合させ、それぞれに生かすワークライフハーモニーのスタイルは、これからの主流になっていくのではないだろうか。

(Hint-Pot編集部・白石 あゆみ)