Hint-Pot | ヒントポット ―くらしがきらめく ヒントのギフト―

話題

雨天時は昼間でもヘッドライト点灯を オンとオフの大きな違いに反響 「自分を守ることに」

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

ヘッドライトの有効活用を心がけたい(写真はイメージ)【写真:写真AC】
ヘッドライトの有効活用を心がけたい(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 雨の日の事故件数は、晴天時と比較して約5倍も高くなっているといわれています。路面が滑りやすくなっていることに加え、視界が悪いことも事故増加の原因のひとつでしょう。事故を予防するには、どのようなことを心がければいいのでしょうか。安全運転補完計画ユズリアイ(@KarasuyamaDS)のツイッターアカウントでは、雨の日は昼間でもヘッドライトを点灯するよう呼びかけています。

 ◇ ◇ ◇

ライトのオン・オフでドアミラーにどのように映るか比較

 雨の日は、フロントガラスやドアミラーに雨による水滴がついたり、走行時に水しぶきが上がったりと視界が悪くなりがちです。さらに、空が雲に覆われているため、晴天時に比べると雨天時は昼間でも薄暗く感じるでしょう。

 そのため、安全運転補完計画ユズリアイは、雨天時は昼間であってもヘッドライトを点灯するよう推奨しています。その理由がわかりやすいよう、雨の日にライトをつけている車とつけていない車がドアミラーにそれぞれどのように映り込むのかを、動画で撮影し比較。「雨の日は昼間でもライトをつけると視認されやすくなるよ」とメッセージを添えています。

上がライトオフ、下がライトオンした車が映り込んだドアミラー。違いは歴然(画像はスクリーンショット)
上がライトオフ、下がライトオンした車が映り込んだドアミラー。違いは歴然(画像はスクリーンショット)

 動画を観ると、窓ガラスにもドアミラーにも水滴が大量につき、かなり見にくい状態です。しかし見比べると、ライトをオンにした車はこちらに向かって曲がってきたときからヘッドライトの光を確認することができ、近づくにつれてその差はさらにはっきりとしていきました。一方、ライトをつけていない車は白いボディなこともあり、白く霞んで近くに来るまで見づらい状態が続きます。

 また、別の投稿ではカーブミラーへの映り込みも比較。「カーブミラーも雨の昼間はライトをつけていると車の存在が早くわかります」と言うように、やはりライトをつけた車のほうが、遠くにいる段階からはっきりと確認できます。

 これに対し、リプライ(返信)には「見通しの悪い道やカーブミラーが多い地域では、昼間でもライトオンをお願いします。夕方も早めにライトオン」「曇りや雨、霧などはライトの有無で視認性がだいぶ変わりますね。自分が見える見えないではなく、対向車や後続車に対して見えやすくすることで、結果的に自分を守ることになります」「雨の日にライトをつけてくれていると対向車側も助かります」「雨の日や薄暗い時のライトオンはカーブミラー越しでの視認性が高まるので、見通しの悪い交差点などではありがたいですよね」「とても大事なことだと思います」などの声が寄せられています。

 雨の日にライトをつけることは、自分の視界を見えやすくすること、ほかの車や人などに対して自分の存在を知ってもらうことの2つの効果があります。ぜひ実践していきたいですね。

(Hint-Pot編集部)