日本在住7年目のフランス人、オレリアン・プダさん。自身のYouTubeチャンネルで、フランスから観光で来日した両親に次々と日本の文化を紹介しています。今回は、日本のパン屋さんに連れて行きました。パンへのこだわりが強いフランス人の両親は、日本の店に並ぶパンにどのような反応を見せるのでしょうか。

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「日本にいられて、とても幸せよ。本当にこの国が大好き」

　パン店に行くことを伝えられたオレリアンさんの父親は、「フランスに寄せた店なのか。それとも、日本特有の店なのか」と質問。オレリアンさんは「バケットのようなパンは確かにフランス発祥だから、経験上、色んな店がフランスに似ている印象がある。でも、日本らしさも融合されている」と答えます。フランスから来た両親にとっては、お手並み拝見といったところでしょう。

　店に入るとさっそくトレーを持ち、パンを選び始めた3人。クロワッサン、パンオショコラ、メロンパン、カレーパン、惣菜パンなどを選んでいきます。動物の形をしたかわいいパンを見つけた母親は、「フランスにはない発想ね」と感心。父親も店内を見渡し「素晴らしくて感動しているよ」と話します。

　実際に食べる前には、父親が「見ただけで味わいが伝わる。満点だな。クロワッサンとパンオショコラは100％フランスと同じだ」と、味わう前から好感触。まずはクロワッサンから食べた父親は「最高だ。おいしい」と絶賛しました。

　母親も「生地の層がしっかり見えるわ。それにとてもサクサクよ」と言い、オレリアンさんは「フランスのそこらの店よりおいしいと思う」と話します。

　さらに、メロンパンを食べた父親は「超うまい。質の高いブリオッシュだ」、母親も「ビスケット生地も最高」と感激。続けて、カレーパンを食べた父親は「創造的でうまい。想像とまったく違った」と言い、母親も「おいしいわ。想像を超えてきたわね。正直少し不安だったの。この塩気がびっくりするほど良いね。カレーの味がとても良いわ」と気に入った様子です。

　パンを食べ終えた母親は「日本にいられて、とても幸せよ。本当にこの国が大好き」と大満足。父親も「（日本で）過ごす1秒1秒が快適で、完璧に整備された日本に感心しています」と語りました。

　今回の動画に対しては、「本場の方に日本のパンを褒められるとなんだかうれしいです」「ご両親は日本の文化・食事に対して常に寛容にとらえられているので実にうれしいです」「お口に合うパンがあって良かったです。日本もパン店は多いんですよ」などの声が寄せられています。

（Hint-Pot編集部）